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小さなラブ&リー農園に行ってきました~ライズ学園日記~

更新がご無沙汰してしまい、大変申し訳ありません。
ライズ学園の子どもたちは、今年度も個性を光らせながら様々な活動をしています!

下記、5月20日(月)雨の農園体験@小さなラブ&リー農園のご報告です。

この日の朝は霧雨が降ったり止んだりしていましたが、農園主の糸永さんとスタッフで相談のうえ、決行することに。
着いたらすぐに、ビニールハウスの中に招いていただきました。


なんとそこには、カセットコンロの上にお湯を沸かした鍋と、たくさんのお野菜がずらり。
糸永さんが用意しておいてくださったのでした。

「前回の作業を覚えてる?何を植えたんだっけ?」
糸永さんの問いかけで、去年のことをいろいろと思い出しながら、みんなが五感と第六感を磨く意欲に燃えてきたら・・・

「野菜しゃぶしゃぶ」タイム!

 
水菜もレタスもこうやってお湯に通すだけ。
野菜だけでも美味しい。
ポン酢などをつけたら、さらに美味しいんです!
みんな、もりもり食べていました。

そのあとは、イチゴの収穫作業。
ピークはとうに越してしまったので、この日に収穫できるまでもってくれるかなとみんなで心配をしていたのですが、ちゃんともってくれました!
 
11月に植えた苗が、半年を経てようやく実になるまでを考えたら、ほんとうに貴重なイチゴです。


こんな風に、大きいの、小さいの、いろんな形のイチゴがあって、でもみんな濃い味がする。
ライズのみんなのようです。


収穫したイチゴを囲んでみんなでパチリ✩

そのあとは、農園の観察。
 
このときみんなの後ろに見えているのがライ麦。


ライ麦を刈り取って干して、スイカの敷き藁(しきわら)にします。
このスイカがまた被災地に届けられる。

 
この農園の中では、またはこの農園を中心として、すべてのものがより良い循環を生み出しています。

  
最後に、ラッカセイの種も植えました。
「これ植えたら、ほんとにあのラッカセイが育つの?」
だって、食べたことのあるラッカセイそのもの。
半信半疑のみんな。

どんな風に成長するのか、楽しみです。


糸永さんのジョークやリズムにどんどんついていくみんな。
(取り残されがちなスタッフ(笑))


最後に、ビニールハウスの中で集合写真。

雨の中の農業体験、どうだったでしょうか。
「なんか強烈な思い出になりそう」
「雨の音っていいよね」
こんな声が聞こえてきました。

野菜も虫も人も、同じ自然の中で生きている。
雨の中の農業体験に、そんな感覚を研ぎ澄まされたような気がします。

糸永さん、体験の用意や日々の農園管理だけでなく、子どもたちに農園の様子をマメにお伝えいただいたり、収穫したものを持ってきてくださったり、本当にありがとうございます。
実はこの日、ラヂオつくばの市民レポーター、ポップコーンさんも来てくださり、自然なかたちで取材をしてくださいました。ありがとうございました。

このときの様子が、6月23日(日)18時〜18時半、ラヂオつくばで紹介される予定です。
ぜひお聞きください!
✩ラヂオつくば インターネットで放送をお楽しみいただけます