
ライズ学園日記
宇宙の話を聞こう、話そう~ライズ学園日記・カルチャー教室~
本日の午後は、カルチャー教室「宇宙の話を聞こう、話そう」が行われました。
講師は鈴木裕行さん。
筑波大学の大学院で宇宙の研究をしながら、小児科病棟や学校等で宇宙に関するイベントを行い、宇宙を通して人と人とをつなげ笑顔を広げたいという思いを持っている素敵な方です。
看護の勉強をしている大学生4人もサポートに来てくれました。
プロジェクターに映し出された星々の映像を眺めながら、鈴木さんのお話がスタートしました。
「地球は惑星」。「他にどんな惑星があるんだろう?」
みんなが本の周りに集まりました。
木星って、ガスのかたまりなんだそうです。
「どうして気体が丸い形になるの?」
みんなの疑問は尽きません。
太陽と月と地球の大きさを、いろいろなボールを使って1人1人が予想しました。
結果は、全員不正解。太陽に比べたら、地球や月はとっても小さかったのです。
太陽と地球の距離は、月と地球の距離と比較したら、ライズの端から端ほど遠いんだそうです。
そんな太陽にも寿命があるんだそう。。なんだか考えさせられます。
次は、宇宙の中を自由に動き回っているような視点のシミュレーションソフトを使って、いざ宇宙の旅へ!
太陽系がどんどん小さくなっていって、地球なんて見えなくて、太陽でさえも小さな点になっていきます。
楕円形に見えていた銀河(星々の塊)は、視点を変えて脇から見ると、「天の河」になりました☆
宇宙の歴史を1年間で表すとしたらという表づくり。
「人類誕生」「ゴキブリ誕生」などのイベントを、ホワイトボードの表に貼っていきます。
←クリックすると大きくなります。
イベントは、12月31日に集中。
宇宙の歴史から見たら、人類の歴史は短いですね。
最後に別室で、こんなミニプラネタリウムを上映してくださいました。
暗すぎて画像がうまく撮れなかったのですが…、
ゆっくりゆっくり1年の星座が回り、みんながリラックスしながら鈴木さんとお話をする時間となりました。
最後に記念写真。
「宇宙人はいるよね!」「ホワイトホールはあるの?」
最後まで質問や意見が出て、活気ある教室となりました。
確かに、宇宙の話は人をつなげると感じた1時間半。
鈴木さん、サポートに来ていただいた皆様、ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。
ライズタイム「防災ワークショップ」~ライズ学園日記~
今回のライズタイムは「防災ワークショップ」ということで、
みんなで防災について学習しました。
三年前に起こった東日本大震災から学んだことを思い出し、
これから起きるかもしれない災害に対してできることは何か・・・
話し合う場面では、みんなのたくさんの意見を聞くことができました。
そして、今回は防災週間だからこそ体験できる、NTT災害伝言用ダイヤルの使い方と、避難経路の確認を行うことに。
災害伝言用ダイヤルの体験では、初めての体験にみんなドキドキ・・・
これが意外と難しく、なかなか録音できなかったり、録音したはずの声が聞こえなかったり。
みんなで協力して無事に録音と再生に成功!
実際にやってみないと分からないことも多く、とても貴重な経験になりました。
次に行ったのは避難経路の確認です。
もし地震と火事が起こって避難することになったら、という想定。
ライズに用意してあるヘルメットをかぶってみました。
建物の管理者さんでもある、アラキヤ・C&Cの社長さん(渡辺さん)に協力いただき、
実際に火災報知機も鳴らしてもらいました。
ライズはアラキヤさんの2階にありますが、いつも外階段を使って出入りしています。
アラキヤさんの休業日に内階段から下に降りなければならないときがあるかもしれないからと、
内階段から下に降り、渡辺さんが中からのシャッターの開け方も教えてくれました。
無事に外に出たみんなは、避難場所まで危険箇所に目を光らせながら歩きました。
倒れたらころがってくるかも?!
道の向こうに見えるたくさんの自動車。
道を塞いでくるかも?!
前々年度のライズタイムで先輩たちがみつけたもの以外にもたくさんの危険箇所が見つかりました。
改めて防災について意識を高めたみんな。全員がよく参加をしていて、実のある学びとなりました。
ライズ学園二学期が始まりました!~ライズ学園日記~
9月1日からライズ学園二学期が始まりました!
子ども達は久しぶりの登校でしたが、学園では、夏休みの思い出などなど、みんなで楽しそうに話をする姿を見ることができました。
そして、今日から2週間、筑波学院大学のOCP活動の一環として筑波学院大学の学生さんがライズ学園に来ています。
その学生さんに今日の様子を報告してもらいました。
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さて、今日は国語の授業の様子をご紹介します。
今日の授業内容は「わかりやすく説明しよう」!
人に言葉だけでものを伝えるのは難しい!
どうしたら分かりやすく伝えることができるのか?
ということで・・・・
K先生が取り出したのは、三つの箱!
その中にはそれぞれ普段生活するなかでよく目にするものが入っていました。
箱の中に入っているものを中身を知らない人に言葉だけで伝えて、当ててもらおう!というワーク。
語感と五感を働かせ、そのものをどう説明すればよいか?
実際にワークをやってみるとこれが意外と難しい・・・汗
視覚・聴覚・味覚・触覚・嗅覚をうまく使って説明を考える子ども達。
私も鈍った五感を研ぎ澄ませ説明を考えます(笑)
次の授業でそれぞれの説明と答えあわせをすることに。
はたして、当ててもらうことはできるのか・・・
次の時間がとても楽しみです。
二学期も楽しく過ごしていきましょう☆
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JAXA筑波宇宙センターに行ってきました~ライズ学園日記・カルチャー教室~
ライズ学園カルチャー教室として、JAXA 筑波宇宙センターに行ってきました。
コーディネーターは、われらが玉生志郎さん!
今日も、子ども達・スタッフ1人1人の興味関心に、とことん付き合ってくださいました。
まずは地球の模型から宇宙を想像してみようというディスプレイ。
「国際宇宙ステーションはどの辺にあるかな?」「無重力?」「空気はある?」「どんな人がどういうことをしているのかな?」
「月はどの辺にあるのかな?」
「大気圏の厚さはこのくらいだよ」
この地球の模型の裏側には、英語で流され続けるビデオが設置されています。
映像とともに英語を聞いて字幕を見て、意味を理解してスタッフに教えてくれる子ども達も。。すごい!
玉生さんの問いかけに答えたり考えたりしながら、みんなで様々な展示物を見て回りました。
その中でも・・・
月周回衛星「かぐや」から送られてきた「地球の出」の映像は素敵でした。
通称「おりひめ・ひこぼし」衛星のランデブー・ドッキングのお話を専門の方から聞くこともできました。
国際宇宙ステーションにある日本実験棟「きぼう」の実物大モデル。
宇宙にいる気分になったみんなで、大はしゃぎ。
ライズのみんなの知識や思い出がまた増えました!
玉生さん、ありがとうございました。
ライズ学園オープンスクールのお知らせ
今年も下記の要領で、ライズ学園オープンスクールを実施いたします。
参加ご希望の方は、必要事項をご記入の上、FAXまたはメールにてお申し込みください。
1 目 的
ライズ学園の活動に対して広く外部に意見を求め、活動の質を高めるとともに、周囲の学校等教育機関との連携を強化する。
2 日 程
平成26年7月30日(水) 13:15~15:30 調理教室の様子を公開後、説明会
3 場 所
市民ホールやたべ調理室(茨城県つくば市谷田部4711番地)およびライズ学園教室(茨城県つくば市谷田部2983番地)
4 内 容
ライズ学園の活動見学(30分程度)およびライズ学園についての説明会
5 参加対象及び定員
保護者、および小・中学校に勤務する教職員ならびにスクールカウンセラー等 10名程度
6 参加費 無料
7 その他
参加をご希望の方は、下記の申込用紙に必要事項を記入の上、NPO法人リヴォルヴ学校教育研究所二の宮事務所まで、FAXま たはメールにてお申込みください。FAX、メールのない方は電話でも受付いたします。
オープンスクール参加申し込み書(PDF)
田植えに参加しました~ライズ学園日記~
しばらく前になりますが、5月18日に、NPO法人自然生クラブさんが主催する田植えに参加してきました。
毎年恒例の田植えで、この日は卒業生も顔を見せてくれました。
お天気も良く、まさに田植え日和です。
田んぼに到着すると、すでにたくさんの人が来ており、急いで作業に取り掛かりました。
田んぼの雑草を押さえるために、紙マルチを敷きながら、その上から苗を植えていきます。
何度も参加している子は、手慣れた様子でおしゃべりをしながら楽しそうに作業を進めていました。
親子ペア、お母さんペア、子どもペア。みんな泥に足を取られないように気をつけながら、一つ一つ丁寧に植えていきます。
見事まっすぐ!! 植えられた苗がきれいな緑のラインです。
それぞれのペアが一列植え終えたところで、お昼になりました。
自然生クラブの皆さんが作ってくださったおいしい料理に、ほっと一息。自然の中で食べるお昼はおいしい!
昼食後は、これまた恒例の“ダム造り”です。
「(ダム造りは)ライズの伝統だからね」と言いながら、小川の途中に大小さまざまな石を積んで、流れをせき止める子どもたち。
小川の上にいる現場監督?!からは
「右のほうに石をもっと積んで。」 「そこから水が流れているから、大きな石が必要だよ」など、指示が…
小学生、中学生、高校生が一緒になって楽しんでいました。
帰りは平沢官衙遺跡に寄って、のんびりと。
野球をする子、おしゃべりをする子、植物探す子など、思い思いに時間を過ごしました。
次は、9月の稲刈りです。大きく育っておいしいお米ができるのが楽しみですね♪
★ 写真はすべてY君のお父さんが撮影してくれました。毎年カメラマンとして参加してくださり、子ども達の素敵な写真を残してくださっています。今年もありがとうございました。
畑作業に行きました~ライズ学園日記~
今日は、6月だというのに、夏のような暑さでしたね。
そんな中、畑でがんばって育っているじゃがいもとひまわりを見るため、また、まわりの雑草をとるために、ライズのみんなで松代の畑に行ってきました。
「おりゃーっ!葉っぱの1本まで許さん!」
「ライズ畑日記、映画化決定!」「ビフォーアフターやりましょう!ここで匠の一言。」
「しりとりしよう。」
大変なこともポジティブに。常に場を明るくしてくれる子ども達なのでした。
☆いやしの庭活性化プロジェクト☆看板にオイルステインを塗り始めました~ライズ学園日記~
いやしの庭TUGプロジェクトの看板制作作業が、いよいよ佳境に入ってまいりました!
卒園生のバトンも受け継ぎ、少ない人数で4・5月と一生懸命文字彫り作業を進めてきた子どもたち。
本当によく頑張っています。
並行して、「オイルステイン」(木目を綺麗に見せ、保護剤等も含まれている木材着色料)を塗っていくことに!
うすめ液でうすめてみたり、筆か布かと道具を工夫してみたり、ニスのみではどうかと試してみたり、試行錯誤しました。
結果、文字を白抜きで浮き上がらせるために、文字の周りは、布でテルテル坊主のような形を作ったもので、
軽くたたいたりこすったりしながら色をのせることに。
高級感が出て、ぐっと素敵な看板になりそうな予感。
出来上がりが楽しみです♪
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ライズ学園では、NPO法人つくばアーバンガーデニングさんからの依頼を受け、絵画造形の時間を使って、つくば市松見公園の「いやしの庭」活性化プロジェクトとして、メイン看板を作成する作業に取り組んでいます。http://rise.gr.jp/archives/9786
企画から制作まですべて子ども達の手で行い、本当にたくさんの学びや成長をさせていただいているところですが、この「いやしの庭」が、第一生命企画「The Best of 緑のデザイン」の候補としてノミネートされたとのことです!
ネットによる一般投票で、上位のものには活動助成金が出るそうです。
つきましては、皆さまにも投票をぜひお願いいたします。
http://dai-ichi-life-midorinokankyodesignshow.jp/
*「東北・北関東・甲信越地区」の中から「松見公園 いやしの庭」をお選びください。
また、つくばアーバンガーデニング(TUG)さんの活動ブログとリーフレットが新しくなったとのこと。こちらもぜひご覧ください。
http://blog.goo.ne.jp/tsukubaurbangardening
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初夏のライズ学園~ライズ学園日記~
こんにちは。
大学生スタッフSです。
あっという間に6月へ突入、今年は猛暑の予感ですね。
ライズ学園では、いよいよ扇風機を導入いたしました!
この夏も乗り切ってまいりましょう♪
現在、地理の授業では、世界の気候について学習しています。
画像は雨温図作成の様子。
エクセルのグラフ作成をしているのですが、スタッフとともに悪戦苦闘です・・・。
教室の片隅には、こんなものが。
↑おたまじゃくしと、
↑めだかの水槽です。
理科の観察のため、みんなで育てています。
↑こんなものもあったり。
いつの間にか始まった絵しりとりです。
なんと本日で、一週間続いていることになります・・・!
絵の中にも、そこはかとなく夏の気配が。
さて、今回は、ライズ学園の様子をお送りいたしました。
とりとめのないものになってしまいましたが、普段の様子を知っていただければ幸いです。
気温の変化に留意して、暑さで体調等崩されませんよう。
ライズ学園でも、気を付けて生活して行きたいと思います。
理科の授業~ライズ学園日記~
今日は中学理科の授業の様子をご紹介します。春ならではの授業となりました。
担当は、笑顔の素敵なベテランTさんです。
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ルーペで細かい部分まで観察します。左端は全体像、中央が綿毛と種、右端は綿毛と種を拡大したものです。
ディジタルマイクロメーターで拡大して、細かい部分まで観察します。
また、写真としてSDカードに記録を残します。液晶画面からスケッチできます。
先週はライズ学園の周辺の野草や樹木の花を観察しました。セイヨウタンポポ、セリ、ナズナ、ヨモギ、ハコベ、オオイヌノフグリ、フキ、紫大根、スギナ、ヒメオドリコソウ、スイバ、クリスマスローズ、スズラン、ハナズオウ、ハナカイドウ、ソメイヨシノ、ユキヤナギ、ヒナゲシ、イチゴ、パンジー、レンギョウ、ボケ、サボテンなどです。名前のわからない花もありました。
( スタッフ T)
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Tさんの授業は、フィールドワークや実験を沢山取り入れており、子ども達自身が発見すること、考えることを大切にしているなと感じています。
昨日谷田部の町を散歩した際にも、子ども達から、
「ここは、理科の授業で地層を見に来たところなんだよ。ほら、この地層!」
「この家の塀は、筑波山でとれた石を使っているんだよ~」
「理科の時間に見つけたオドリコソウが咲いているね。」
など、理科の授業で学んだことを話してくれました。
こうして沢山の学びが蓄えられていくのだな、と感じたひと時でした (^^)