① 何が問題なのか:ありがちな見方 「困った。困った」といって額を突き合わせていても、問題の捉え方が人によって異なることはよくあることです。そこでここからは「What?:何?」と「Why?:なぜ?」を繰り返しながら事例を検討していくことにしましょう。 まず「何が問題か?」ということですが、通常、多くの方が指摘するのはAさんが「清掃用具入れを壊したこと」「暴力をふるったこと」です。もちろん異なる意見もあると思います。しかしまずはこれを取り上げるとしたら、Aさんの行為は「なぜ問題」なのでしょう? 「ダメなものはダメ」という答えもあるかと思いますが、ここでは「なぜダメなのか」、さらにその問題に対して私たちは「何をすべきか」も考えて、下の ※別紙にご記入、またはプリントアウトしてご利用ください。 の中に書き出してみてください。 Q.1-1 なぜ、「清掃用具入れを壊したこと」が問題なのでしょう?
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