文字に興味を示し始めたら、平がなカードや積み木で遊んでみましょう。絵本に「あひる」が出てきたなら、3枚のカードを「並べ替えてみて」とするのもよいでしょう。音に関する気づきを促し、音いん操作能力を高めるには、例えば「あし」「いし」「うし」や、「いた」「たい」「かい」「いか」などの語をいっしょに読んだり、自分で組み合わせたりできるようにする練習も有効です。 このような練習は、音いん的な気づきをもたらすことで、英語などの外国語学習にもつながります。例えば下の図のeach:各自の 以下のeaは「イー」と発音されますが、これにbを加えればbeach:ビーチ、tを加えればteach:教える となります。このような気づきをもち、いわば「音の足し算」とでも言うべき操作に慣れれば、英語のボキャブラリーを増やすこともそこまで難しいことではありません。
元のページ ../index.html#72