ぽかぽか陽気と頬に冷たい風・・・冬から春への季節の移り目を感じる1日でした。
ところで、皆さんは何をみると春の訪れを感じますか?
本日の小学生国語のテーマは「季節の変わり目を楽しもう」です。
俳句づくりにチャレンジしました。
1 まずは・・・「春告草,春告鳥,春告魚ってなんだろう!?」というクイズに挑戦!(正解はいちばん下に)
2 おつぎは、自分にとっての「春告○○」を考えます。
3 その言葉をつかって、俳句を作成。発表します。
4 最後に、それぞれの俳句を上中下の句にわけてシャッフル。くじびきのように用紙をひいて「アットランダム俳句」を楽しみます。
自分にとっての「春告○○」を考えているところ
ちょっと紹介・・・春告眠気・・・春告粉・・・春告風・・・春告球・・・ふうむ。それぞれの春ですねぇ。
個性的な「季節の変わり目俳句」を紹介します
「目がかゆい 春告粉が つらいのだ」(詠人 Mi)※これで、粉の正体がわかりましたね!
「春一番 イノキのまねも 春一番」(詠人 Hi KOMATSUNA)※同音異義語ってわけですねー。
「騒音オバサン 春は静かだね 眠気がキター」(詠人 Yu)※とてもかわいい絵文字つき俳句です・・・<出し方わかんなくてゴメン>・・・
「V逸で 来年くびだよ サダハルくん」(詠人 SUKE)※「ハル」と「春」をかけてるのです!
「春を待つ 桜と梅の つぼみかな」(詠人 yumi)※こうみえても(?)ロマンチスト?←自己分析・・・
しみじみとそれぞれの「春」の句を堪能したあと、シャッフル俳句で大笑い
☆本日のシャッフル俳句ベストチョイス☆
春を待つ イノキのまねも つらいのだ (SUKEさんチョイス)
目がかゆい 春告粉が 騒音オバサン (あまりものつなげ)
★クイズのこたえ
春告草→梅 春告鳥→鶯(うぐいす) 春告魚→さわら
ちなみに、さわらはむかし「カザ」と呼ばれていたそうです。つまり、数の子の名前の由来は「カザの子」なのだそうです。へぇ・・・
SUKEくんの大意見!「”カザ”の子から”カズ”の子への変わり目に、絶対に”カドゥ”の子の時代があったはず!」 全員賛同しました!変わり目って、おもしろいネ!
5.7.5のリズムで、しみじみと季節の変わり目を思ったり、順番をちょっと入れ替えただけでみんなでわっはっはと笑えたり・・考えや感じたことを伝え合う”言葉のパワー”を改めて感じる時間でした。
参考文献 美しい暦のことば 山下景子著 インデックスコミュニケーションズ