カルチャー教室「ペットボトルから再生糸をつくろう」
本日は、つくば市で主に団体向けユニフォームのデザイン、企画、立案、製造、販売を取り扱う株式会社つちや社長 深谷慶仁氏ほかスタッフの皆様をお呼びして、カルチャー教室「ペットボトルから再生糸をつくろう」が行われました。
「なぜ、洋服屋さんから理科の先生が?」という疑問は、スライドや実際のモノを使った丁寧な説明で納得。
なんと株式会社つちやでは、ペットボトルから作った再生糸や古くなった洋服などのゴミなどから、新たに洋服を作り出し、それを実際に販売しているのです。
アルミ缶100本分を溶かして固めたぼうがどのくらいの重さか実際に触らせてもらったり(800gくらいだそうです)、同じようにアルミ缶から作られた鐘を鳴らしてみたり、でんぷんで作った繊維を一人一人ライターで燃やし、甘いキャラメルコーンのようなにおいを確かめさせてもらったりもしました。みんなだんだんと緊張が解け、なごやかなムードに。
いよいよ実験です。
実験のやり方を説明してもらっているときのみんなの目は真剣そのもの。
こんな装置で、火の上につるした缶がくるくる回って、缶の下方に空いた穴から糸がシュッシュッと飛び出してきました。
一人ずつ実験をやって、できた糸はお土産に。
そのあと、同じ仕組みでわたあめまで作らせてもらいました。
「わたあめが美味しかった!」というみんなですが、各自「環境」や「リサイクル」について考えるいい機会になったと思います。
日本人はペットボトルを、1人あたり年160本のペースで消費し、そのうち回収されていないものが30%だとか。モノの変化、モノの行方について、日々の生活の中でどれだけ想像できていたかなと考えさせられました。今日のように、リサイクルで楽しめるという発想自体が、世の中を良くしていけるような気がして、この時間をライズのみんなで過ごせたことをうれしく思いました。
深谷様ほかスタッフの皆様、ありがとうございました。
これからもよろしくお願いいたします。