カルチャー教室「クリーンセンターを見学しよう」
カルチャー教室の一環として、つくば市クリーンセンターの見学に行ってきました。
「ゴミはどこに行くんだろう?」「分別ってわからないところあるよね」
そんな声がきっかけで行ってみることになったクリーンセンター。ひときわ目立つ高いえんとつの建物でした。
えんとつの高さは約60メートル。フィルターでこしているので煙は見えないのだそうです。この煙突にたどりつくまでに、ゴミはどんな経路をたどるんだろう?
職員さんの話を真剣に聞いて、発問にも積極的に答えるみんな。
燃やせるゴミの15パーセントは灰になって残って、別の処分場(埋立地)にもっていかなければならないとのこと。15パーセントってけっこう大きいですよね。
発電量の話にもびっくりしました。つくば市クリーンセンターでは、発電して余った電力を年間1億円以上、電力会社に売っているんだそうです。残りの電力はクリーンセンター内の設備のために使う、とても高い技術で作られた循環システム。
中の様子もたっぷり見学させてもらいました。燃えるゴミの山がクレーンでつられては別の場所におとされる様子は、いくら見ても見飽きない?!たまに燃えないゴミのようなものが混じっていたりして、ちょっと問題を感じたり、この中に人が入ってしまったらどうするの?と想像してみたり。
頭をたくさん働かせながら、一生懸命に質問をする小学生のみんな。
ゴミが多ければ多いほど、たくさんのお金がかかり、このお金は、税金でまかなわれています。つまり、みんなのお父さんお母さんが汗水流して働いてかせいだお金の中から支払われています。ゴミを減らす努力は、税金の無駄をなくす努力にもなるし、もちろん埋立地の増大を防ぐなど環境にもやさしい行動です。また、ゴミを捨てるときにきちんと分別しないと、焼却炉が壊れたり資源ゴミが生かされないということも実感しました。みんながこの経験から得た知識や考えたことをこれからもいっしょに話して考えていければと思います。
クリーンセンターの職員さん方、ありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。