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ライズタイム「災害の際の避難経路を確認しよう」

今日のライズタイムでは、災害(地震)の際にライズから避難するという想定でいろいろな活動をしました。

まずは、「どんなときに避難をするのか?」ということを考えます。
①ライズの天井が落ちてきたとき(建物が半壊したとき)
②火事が起こったとき
③暗くて寒いのに電気がとまったとき(ライフラインが途切れたとき)
④ガス漏れしたとき

 みんなのたくましい想像力により、以上4点にまとまりました。

次に、東日本大震災、阪神淡路大震災や新潟中越地震の際の屋外の様子をとらえた写真画像を見ました。実際に画像を見ると、いろいろなものが上から崩れてきていて、足の踏み場もないほどの道の画像もありました。

では、屋外に避難するとなったら、2次災害にあわないために、どんなものを持っていったらいいのでしょうか。いろいろ考えられますが、今回は1番大事な頭を守るものにしぼって、ライズの中にあるものの中から各自探してみることに。集まったものがこちらです↓↓↓

大きいクリアファイル、発砲スチロールの箱、大きな辞書や辞典、かさなどが勢ぞろい。コピー機まで持ってきた子も・・・。これはよっぽど力持ちでないと難しいかな。


↑これから避難経路として歩く道の最初の部分を写真画像で見て、考えてから、いざ避難。

ライズでは、谷田部グラウンドを第一避難場所、谷田部体育館を第二避難場所と考えています。避難経路は、いつも体育館やグラウンドに向かう道です。ところどころ皆で立ち止まって、危険ポイントを確認。

「このへんは、余震の合間になるべく急いで進んだほうがいいよね」
「ここも危険だから写真撮っておこうよ」
「自動販売機も危ないんだってね」
「こっちの道はやめたほうがいい」
上下左右、全体を見渡しながら、みんなよく考えていました。


グラウンドに着く前に、橋を渡らなければなりません。
「この橋が壊れていたらどうする?」とスタッフが聞くと、
「別の橋を渡れば?」「この橋が壊れてたら別の橋も危険じゃない?」「泳いで渡る?」「うーん、余計危なそうな川だ。」「ワープする?」いろいろな意見が。
「橋が壊れていたら、無理に渡るのはやめて、その手前の体育館に避難したほうが安全かな」という話になりました。

 
グラウンドに着いたら一息ついて、危険ポイントを確認したあとは、10分だけフリータイム!
10分だけなのに、野球やお話、写真撮影などで、密度の濃い時間を過ごすことのできたみんなでした。

具体的に自分ごととして考えた「避難」という事態。
ないことを祈りますが、もし万が一そのような事態が起こっても、ライズのみんながそれぞれの命を守ることができればと思います。
おうちの人ともよく確認をしておいてくださいね!