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宍塚の里山探検に行ってきました!~ライズ学園日記・カルチャー教室~

認定NPO法人宍塚の自然と歴史の会から3名の皆様、そして、会の教育研究部会に参加している理科スタッフの玉生さん、保護者会担当の鈴木先生という、素敵な大人にたくさん囲まれながら、子どもたちが宍塚の里山を体験してきました!

里山は、冬に向かう秋の気配。野原ではこおろぎやバッタ、空には鳥たちが飛び交っていました。


虫捕り網で虫を捕らえて観察。


なんと、カマキリが産卵をしている現場に立ち会い。
しばらくみんなで見入ってしまいました。感動!

 
里山の中には、食べられるものと食べられないものが混在。
食べたくなるような色をしていても、植物たちの生き延びる知恵により毒が潜んでいる場合も。

きちんと話を聞きながら、食べられるものはすぐに食べてみるKt君。
宍塚の自然と歴史の会代表の及川さんに、「私と気が合うわ~」と言わしめていました。


こちらはYk君によるくるみ割り。
先日学会で、チンパンジーの子どもの木の実割り技術の習得について映像で学んできたスタッフは、
どうしても「人類の進化」に思いを馳せてしまいましたが、

「こんなに固いくるみを、道具も使わず歯で噛み切って食べる動物たちもいるんだよね!」
と言う子ども達。自然界の中の人間としての自分、ですよね。


里山でいろんな方が大事に大事に育てているお米も見せてもらいました。
赤米など、古代米も育てられています。実った稲穂のキラキラした風景は、とっても印象的でした。赤トンボもたくさん飛んでいました。


宍塚大池に着くと、
マムシの標本を見せてもらったり、


カメの骨格標本を見せてもらったり。
(カメの首の出し入れまでちゃんと再現できる骨格標本でした!)


解剖大好きなMちゃんをはじめ、みんな興味津々でした!


最後に及川さんから、宍塚の自然と歴史の会さんの活動や苦労について、お聞きしました。
この里山を後世に残し、伝えることに、本当にたくさんの人が関わって参加しています。
その恩恵を受けた私たち。それぞれの形でその志を引き継いでいければ、と思います。

宍塚の自然と歴史の会の皆さま、玉生さん、
里山の生物植物たちみんなに感謝です。

ありがとうございました。またよろしくお願いいたします。