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地層・化石の学習をしました~ライズ学園日記~

今日は、ライズ学園の授業の様子をご紹介します。
ライズ学園では、その子のペースや興味関心を大切にし、各教科のスタッフが工夫を凝らした授業を行っています。

小学生理科は、笑顔の素敵なTさんが担当して下さっています。
「それは面白いね~」、「それはいい考えだね」と、子ども達の発言をほめてくれるので、子ども達もとても楽しそう。
今日は「地層・化石の学習」。Tさんの専門分野で、なんとこの授業のために、実際に貝の化石掘りに行って用意してくれました!

化石を見たK君からは、
「化石はロマン!」
「(化石を見るときは)考えるな、感じろ!」
など名言も飛び出し、実際に目にした化石に感激していました。

では、今日の授業の内容をTさんに報告してもらいます(^^)

~ 小学生理科 地層・化石の学習 ~

1.パワーポイントを使った地形と地層のでき方の学習

1)ライズ学園の地理的位置をgoogle earthで確認

2)地形区分(低地、台地、山地)と地層区分(新しい、少し古い、古い地層)

3)地層図の読み方

4)地層の重なり(行方台地の土砂採取場の崖で、地層の重なりを確認)

5)火山灰はどこから噴火したものか? 筑波山は火山か?

6)常総粘土層からのナウマン象の歯の化石

7)木下層の貝化石

8)ライズ学園の地下700m掘削したら、どんな石が出てくるか? それは地表のどこに露出している石と同じものか?

 
【 パワーポイントを使った地形と地層のでき方の学習の導入部(地層はどこで観察できるか)】

 
【パワーポイントを使った地形と地層のでき方の学習(ライズ学園の周辺で見ることができる地層)】

 
【google earthを使ってライズ学園の地理的位置の確認 (関東平野、つくば市、谷田部町のそれぞれのスケールで見た場合)】

2.木下層の貝化石を、歯ブラシを使ってクリーニングして形を確認した。そして図鑑のコピーを見て、貝化石の名前を調べた。

 
【木下層(今から12-13万年前の古東京湾に形成された地層)の貝化石を古い歯ブラシを使ってクリーニング中(アカニシという大きな巻貝と二枚貝)】


【絵合わせで化石の名前を調べている】

理科離れが問題視されていますが、こんな理科の授業だったら、子ども達も理科の面白さを実感できるでしょうね。
次回の理科の授業も楽しみですね♪