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ライズタイム「『夏至』の風習について知ろう!」
本日のライズタイムでは、夏至について学び、それにまつわる調理をしました。
まず最初に、「夏至って何か知ってる?」と こどもたちに聞いてみると、こどもたちからは、「一年で一番、昼間が長い日だよね。」などと声があがりました。
そのあと、夏至は24節気というものの一つであること、 昼間が長くなる原理(太陽の軌道)について、パワーポイントでふれました。 「へえー・・」といった感じで聞いている子、「24節気には他に何があるの?」「冬至は、一番昼間が短いんだよね?」などと どんどん興味が広がっていく子とさまざまでした。
夏至に行われる風習に関しては、日本各地で、その土地に根付いたさまざまな風習があるのだと みな感じたようでした。
(例:奈良では、田植えが終わると「サナブリ餅」という小麦餅を、田の神様にお供えしたと言われる。田植えが終わったあとの水の恵みと、その年の豊作 を祈って行われた。)
スタッフ自身、「へえ!そうなんだ!知らなかったなあ・・」と思う内容がたくさんあり、日本の風習やきまりについてふれたり、学んだりする時間って大切だなあ・・とあらためて感じました。
後半は、「サナブリ餅」を模した「小麦餅」を みんなでクッキングしました。
ボールに小麦粉をいれて、少しずつ水を加えていきます。サラサラ、ベタベタ、モチモチ・・といろいろな感触にかわっていく小麦粉。
目指すは、耳たぶくらいの硬さです。こどもたちは、「あ、水を入れすぎた!もうちょっと粉を足したほうがいいかな。」などと言いながら、熱心にこねていました。
こね終わったものは、熱湯にいれてグツグツ・・・火を通します。小さく丸いもの、うどんのような細長いもの、手の平くらい大きいもの・・と こどもたちが成形した個性あふれる小麦餅たちが 熱湯の中で踊っていました。
ゆであがったものをざるにあげて、タレをつけていただきました。
「けっこういけるね!」「弾力があっておいしい。」「(うどん状のもの)これもいける!うどんつゆもってきたらよかった」などなど こどもたちの反応もなかなかよかったです。おしゃべりしながら、楽しくいただきましたよ。