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茶道教室が行われました~カルチャー教室~
2012年10月22日。ライズ史上初の茶道教室を、さくら民家園にて行いました。
「立ち居振る舞いにあこがれて」、
「武士のたしなみとして」、
という声がちらほら聞こえてきたところに、
縁あって、ブルガリア出身・茶道歴20年以上・師範免状もお持ちのルミアナさんを講師にお迎えすることができました。
ルミアナさんは、日本語の上手さもさることながら、内面からにじみ出る美しさ・優しい雰囲気が人を惹きつける方。
そんな 素敵な人との出会い も カルチャー教室の醍醐味ですね。
(↑Sちゃん撮影)
やや緊張しながらお互いの自己紹介が終わったあとは、座敷に入室。
入室の仕方も、作法があるんです!
正座で体の両側にこぶしをつき、膝をするようにして手の力で床の間まで進みます。
床の間には、今日の茶会の「亭主」であるルミアナさんが、掛物と季節の花を用意しておいてくださいました。
お花は、ススキ・リンドウなど、7種の秋の花。
ルミアナさんが1人1人にお茶を点ててくださり、作法にしたがってお茶とお菓子をいただきます。
最年長のK君が正客(主賓)役です。
亭主、次客に「いただきます」の挨拶も忘れずに。
緊張してどうすればいいかわからなくなってしまった子には、
先にやった子がアドバイスを入れる場面も見られました。
次はテーブル席に移り、4人ずつお茶を点てる体験です。
ふくさのたたみ方、道具の置き方などの細かいところも、ルミアナさんがとても丁寧に教えてくださいました。
Y君からお茶をいただき、
「いただきます」とやや緊張気味に器を回すオノム。
「おいしぃ〜!!」
「よっしゃ〜!!」
「お茶は苦くて苦手」と言っていた子も、
「気持ちがこもってるから」という相手の言葉を受けて、ありがたく最後まで飲みきっていたりして、
お茶を点てるまでの時間や気持ちも全部が詰まったお茶を通して、
みんなが心と心を通わせているように感じました。
茶道教室を通じて、
形だけのモノや形だけの言葉では表せない、
大切な何かに気づかせてもらいました。