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ライズ学園日記

ライズ学園プラス “麦”を学ぶ(ライズ学園日記)


ライズ学園が企画する特別行事 ライズ学園プラス(ライズ学園生以外も参加可) の様子をお伝えします♪

今回のお題は “麦”。
麦は、日本人の食生活の中でも、麦茶、ビール、パン類、麺類…と、欠かせない存在です。
「麦秋(ばくしゅう)」という言葉もありますが、今は様々な理由で、麦畑を見ることも少なくなりました。

麦が作物として着目される機会が少なくなっている今だからこそ、見えにくいものにあえてスポットをあててみよう!ということで、今回は、積極的に国産小麦の開発をされている農研機構さんが運営する 食と農の科学館、麦を自力で育てて様々な使い方をされている子供工房バオバブさんに行って、麦について学んできました。

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食と農の科学館にて。
研究者の方々にガイドしていただき、麦だけでなく、米や大豆の品種や外国との関係、日本の農機具の歴史などを知りました。
特に高校生は積極的に質問をしていて、時間がいくらあっても足りない様子( ;∀;) 
新品種のお茶を試飲させてもらったりもしながら、予定より30分オーバーして、後ろ髪ひかれながら退館しました。

ガイドの皆さま、ありがとうございました(__)

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公園で昼食後は、子供工房バオバブさんへ‐。小麦⇒小麦粉⇒チャパティ を体験しました♪


この小麦を、小麦粉にします!


子供工房バオバブ主宰の飴村さんにやり方を教えてもらいます。


袋の上から麦を手でトントン叩いたり、足で踏んだりして(ストレス解消~との声もw)、、


麦穂から麦粒を取り出していきました。


外ではちょうどいい風がグッドタイミングで吹いていて、麦粒類を箕(み)の中に上から落とすと、細かいわらや殻など軽いものだけきれいに飛ばされて、麦粒だけが落ちる、という原理をこの目で見届けました!何度もそれを繰り返して、ほぼ麦粒オンリーになったら…


精米機で磨いていきます。


磨き上げられた麦粒。冒頭の写真の麦穂から、このくらいの量の麦粒ができました。



みんなで順番に挽いていきます。力も要るし、なかなか終わらないけど、香りある小麦粉ができてきて、みんなで感動です!



疲れたら少し外に出て、ワンちゃん(くうさん)や鶏たちと触れ合ったり、癒しの縁側で休ませてもらったり。とっても素敵な空間なのです☆彡


腰を据えて最後まで小麦挽きをやってくれた高校生。



出来上がった小麦粉に水と塩を混ぜて、こねて伸ばし、トースターで焼くと、チャパティの出来上がり♪
食べてみると、挽きたての小麦粉の香りが広がって、本当においしい。食レポがあちこちで展開してました。


最後、雨が降らなかったので、脱穀機で脱穀するバージョンも体験させてもらいました。


帰るのも名残惜しくて振り返ったときに、「撮っておいてほしい」と中学生に言われて撮影した写真。
また来させてもらいましょう。

飴村さん、ありがとうございました(__)

ライズ学園日記ブログを更新していきます


日頃ライズ学園を応援してくださっている皆さんや子ども達から、「ライズ学園日記の更新を」という声がちらほら聞こえ始め、ようやく更新…。新しい体制をつくる内部向け活動や総会準備などに手一杯で、皆さまへのお知らせができておらず、申し訳ありません。

今年度4月より、ライズ学園は週に1日、公共施設を利用しての運営となっていますが、活動は継続しています。
入園のご相談、見学等も承っていますので、下記URLよりお問い合わせください。
https://rise.gr.jp/rise/rise_about



【4月・5月のライズの様子】
それぞれの活動について詳細は、多彩な人の手で発信してもらう予定です♪

手軽に更新できそうな写真系SNSの導入について子ども達に相談したら大反対を受けて、
ライズの情報発信はブログがいい、ということになりました。
今後も可能な限り、ライズの物語を丁寧に綴っていきたいと思います。

今年度もどうぞよろしくお願いいたします。(スタッフ松井)

ライズ学園 再スタートに向けて(ライズ学園日記)

ライズ学園が2000年から18年以上お世話になったアラキヤさん2階から、
たくさんの物品を整理し運び出す作業が、ほぼ終了しました。


ライズ学園在園卒園生の子どもたち・保護者、理事・スタッフ総出の作業風景。
物品1つ1つが持つ思い出、関わってきた人の多さを、改めて感じました。


こんなに広いスペースを安く貸してくださり、様々な面でご協力いただいていたアラキヤさんにも、改めて感謝です。

ライズ学園は、2019年4月から、週1回(水曜日)、公共施設を使っての運営となります。
https://rise.gr.jp/rise/rise_about

どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。

お楽しみ会~今年度ライズ学園 無事修了しました~(ライズ学園日記)

ライズ学園恒例「お楽しみ会」が開催され、今年度ライズ学園 無事修了しました。

今回は、おにぎり、三色ご飯、具沢山みそ汁、肉じゃが、ハンバーグ、果物というラインナップで子どもたちが調理。


保護者の方やお世話になっている方にもふるまいました。


時間通りにセッティングまで完了して、子どもたちとスタッフだけで撮影した写真★
会食では、小学生S君が作成してくれた写真スライドショーで盛り上がったり、現在アメリカに飛んでいる大学院生スタッフ平野さんとネット中継でお話したりしました。


最後の時間は、小6、中3、高3の節目の子に修了証書授与。
オノムのお話。
「我唯足知(われただたるをしる)」
周りの人への感謝を忘れず、自分が幸せと思える生き方を。


集合写真撮影とくす玉割りをしました。

この会の名前が、「お別れ会」でもなく「卒業式」や「修了式」でもなく「お楽しみ会」なのは、
「会の名前だけで悲しい気持ちになっちゃう」という子の声がきっかけだったように思いますが、
「お楽しみ会」はその名の通り、みんなで楽しむことで、これまでとこれからのつながりをより強く保つための会になっているように感じます。

ライズ学園は来年度から、2000年から18年以上お世話になったアラキヤさんを離れ、公共施設で週1回の開園となります。
形態は変わっても心は変わらず子どもたちのそばにおきながら、仲間を増やしていきたいと思います。

アラキヤさんはじめ、今年度、これまでのライズ学園を支援してくださった皆様に、
スタッフ一同、心から感謝しています。
そして、これからのライズ学園をつくり、広げていく活動にも、どうぞご協力をよろしくお願いいたします。

https://rise.gr.jp/donations

今年度最後のスポーツ(ライズ学園日記)

NPO法人 NextOne の 河田コーチ、井上コーチとともに、今年度最後のスポーツの様子です。


今年度最後の種目は「アルティメット」。
フライングディスクを使って、仲間とのパスをつなげながら、ゴールにつなげるスポーツです。
最初はキャッチ・フライングディスク。2人1組で、ディスクを投げたり受けたりする感覚をつかみます。

今日は早めに試合へ移行。

チーム分け。コーチ同志の全力じゃんけん。何事も真剣勝負のコーチたち!


ボールかコートか。子どもたちも真剣じゃんけん。ボクシングの構えにて。

そして試合開始!
~試合中はスタッフも転げるほど全力で参加したため、写真は撮影できていません~
試合終了!
全員参加、全員ナイスプレイで締めくくることができました。

とここで、コーチたちから最後にサプライズが。

1人ひとりの名前と1年間の活動種目表が入った修了証書、そして金メダルのプレゼント!


コーチたちが、音楽を流して表彰式をしてくれました。
みんながとっても嬉しそうで、スタッフも涙しそうになりました。


この日最後の活動日だった大学院生スタッフの平野さんにもサプライズ。

エアボール、体力テスト計測、キャッチバレーボール、エスキーテニス、ダブルダッチ、スペーシングベースボール、ジャッジメントベースボール、アドバンスベースボール、バドミントン、スポおに合戦、アルティメット。1年間の活動種目一覧を見て、いろいろな楽しい思い出が蘇ります。

いつも子どもたちをよく待ってくれて、1人ひとりにきめ細やかな配慮と明るい声がけをしてくれる素敵なコーチ陣。
子どもたちとスタッフを元気にしてくれる存在です。
今年度もお世話になりました。来年度もよろしくお願いします♪

絵画造形 直近作品集(ライズ学園日記)

久々の 絵画造形作品集です♪


毎週金曜日、デザイナー平石哲さんといっしょに、子どもたちが絵画造形の時間を楽しんできました。

何か素晴らしい作品を作り上げることが目的ではなくて、
子どもたちがものづくりのプロセスを楽しむこと、
主体的にモノやヒトと関われること、
を大切にしている平石さん。
それぞれの参加の仕方、みんな違ってみんないい!

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【紙パレットに直(じか)絵の具】

筆は使わずチューブから絵の具を絞り出して、直接 紙パレットの上にのせてみる。
紙パレットが水をはじくので、水っぽい絵の具を使うと水玉模様ができやすかったり、水分少なめの絵の具をたっぷり出すと油絵のようになったり。
何かを具体的にイメージして書いたり、書いてるうちにイメージしたり。

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【コーヒーの残りかすでアート】

捨ててしまうときにちょっともったいないかなって感じるものは、アートに活用することもできる。という視点でもって、今回の素材はコーヒーの残りかす。
じーっと見ていると何かが見えてくるような気がしませんか?
子どもたち、濃淡や立体感を工夫しました★

筑波山登山(ライズ学園日記)

ライズ学園毎年恒例の筑波山登山に行ってきました。
筑波山は霧模様。雨が降るかもしれない予報でしたが、決行!


これから登りま~す♪



険しい道も、ぬかるみ危険な道も、みんなで声を掛け合いながら。


こちら、高校生R君による写真。
人物ではなく別のものに焦点をあてる、という手法もあるそうで、春を待つ冬の筑波山を感じさせるショットになってます!自然の空気もたっぷり感じてきました。

高校生R君とY君は、
登山をしながら詳細にカメラの設定を変えて、みんなの様子を撮影してくれました。
2人が撮影した写真、ここでアップさせてもらってます。
登山するだけでも大変なのに、すごい。

他の子ども達も、まずは頑張って最後まで登りきるぞ、という意欲を持って、
全体を見られる余裕ができた子はそれぞれが自分の役割を果たしながら、しかも楽しみながら、
最後までまとまって登りきることができました!


女体山頂。濃すぎる霧でまったく下界が見えない中、貸し切り空間で達成感を味わいました。


男体山頂、ケーブルカー乗り場の上にある展望台からの景色も、もちろん不明瞭。
直下で見守ってくれているY君を発見。「おーい!」「はーい!」


ケーブルカーにて下山。あっという間(*_*;


筑波山神社。おみくじの結果はみんなでシェア。
それぞれの解釈を聞いて、良いほうに良いほうに考える。

今年も無事に登山ができたことに感謝。
来年度も、みんなが持っている宝物が輝いていきますように。

即席ビリヤード!(ライズ学園日記)

今日のフリータイムで高校生Y君が手作りした、即席ビリヤード台です!

レゴブロックで壁とゲートをつくるアイディアがすごい。
ビー玉を打つスティックも、もちろん手作り!


やってみたら楽しい~。
しばらくみんなでハマりそうです。

地域に感謝を込めて~落ち葉掃き~(ライズ学園日記)

ライズ学園は、谷田部の商店街の一角にあります。
近くには、市の体育館やグラウンド、図書館や調理室もあって(なんと以前はプールもありました!)、活動をするにはとても便利なところです。
毎週スポーツの行き帰りには、“赤レンガ道”と呼んでいる「千歳通り」を通ります。この通りをワイワイおしゃべりしながら歩くのです(^^)

そして、毎年秋になると、この千歳通りの落ち葉掃きをしています。
「ライズ学園の活動を見守ってくれている谷田部の人たちへ、感謝の気持ち込めてお掃除のお手伝いをしよう!」と、先輩達が始めた活動。
それから代々、ライズに伝わっている秋の恒例行事なのです。

 掃除道具をもって、いざ!

   
千歳通りに着くと、高校生がどこから取り掛かるかをみんなに説明。
それを聞いたみんなは、それぞれ自分の場所を決めて履き始めました。
なんとテキパキとした行動!!

 
集めた落ち葉を運びます。「重くないの?」と聞くと「ぜんぜん!!」との返事が。

 
この日は、1時間で40Lゴミ袋5つ分の落ち葉を掃きました。
袋に落ち葉をギュウギュウに詰めこんだので、履いた落ち葉の量はこの袋の何倍分にもなりました。

 
重い袋を手分けしてもって教室へ。


寒い日でしたが、みんなでおしゃべりしながらだと、あっという間でした。

谷田部商店街のみなさま、いつもありがとうございます<m(__)m>

そして、この落ち葉の行く先は・・・



稲刈りに行ってきました(ライズ学園日記)

9月16日 NPO法人 自然生クラブさんが実施している稲刈り行事に、ライズ学園として参加してきました!
5月に田植えをした田んぼが、一面 黄金色になっていていつも感慨深いのですが、今回もイノシシの痕跡が多く、
ライズが植えた田んぼの稲も半分くらいなぎ倒されてしまっていて。それでも残っている貴重な稲を、一生懸命刈り取りました。


after  稲刈り↑↑ (なぎ倒されてしまった稲はそのままに)

beforeと稲刈り中の写真は、Hくんお父さんにお任せしました~


おだがけ。この風景を見ると、暑い中頑張った甲斐があります。





昼食後は平沢官衙遺跡へ。
みんなが楽しみにしていたライズ野球大会を決行~
お父さんお母さんスタッフも総出!


筑波山をバックにパチリ☆

いい汗かきました~(現在筋肉痛中のスタッフ松井)