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オノムの英語の学び方・教え方

銀鱗躍動 新年おめでとうございます

銀鱗躍動

新年おめでとうございます。

ライズ学園では今、松見公園「いやしの庭活性化プロジェクト」に取り組んでいます。「誰にでも見やすい看板の高さは…」「目の不自由な方のために、さわってわかるマップにしよう」「手彫りで思いを込めよう」など、活発な意見が交わされています。

すでに推薦で大学進学を決めた子、入試に向けて奮闘している子、ペースは様々でも一人ひとりの成長が感じられました。
温かく見守っていただいた皆様に、あらためて心からの感謝を申し上げますとともに、新年もご支援のほどお願い申し上げます。

平成26年1月
認定NPO法人リヴォルヴ学校教育研究所
理事長 小野村 哲

英単語カレンダー準拠アプリ「カン単 CAN単」 Googleplayストアでの販売を開始しました

「カン単 CAN単 -2014年1月スタート版-」

●iphone/android携帯対応
●入門編・初級編・中級編 365単語×3レベル分収録
●900円(税別)

≪特長 1≫ 音声が聞ける! 各英単語の音声を確認することができます。予想してから聞くと、一層効果的です。

≪特長 2≫ タイピング練習ができる! 各英単語のスペリングをタイピング練習で確認することができます。タイピング練習の際には、画面上に単語の輪郭が表示されます。a / u / o / i / e の母音字が入る部分は赤くしていますので、これも参考にしてください。単語を目からも覚えられます。

≪特長 3≫ 「学びのヒントTips!」の詳細が見られる! scream から cr を引けば seam:縫い目 になります。seam は英検準1級レベルともありますが、シームレス:seamlessや ツーシーム:two seam などでもよく耳にする言葉ですね。シームレスは縫い目がないこと、ツーシームは2つの縫い目に指をかけて投げる変化球を意味します。「学びのためのヒントTips !」 を参考にすれば、カレンダーに取り上げた単語以外にも毎日の生活の中で耳にする単語を学ぶことができるなど、さらにボキャブラリーを増強できます。

 英単語カレンダー準拠アプリ「カン単 CAN単 -2014年1月スタート版-」、まずはアンドロイド端末用 Googleplayストアにて販売を開始いたしました!
 https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.or.rise.cantan2014&hl=ja

    多くの方にご紹介いただければ幸いです!
    また、該当の端末をお持ちの方にはぜひお使いいただき、感想をお聞かせいただければと思います。
 よろしくお願いいたします。

 なお、iphone/ipad等iOS端末用appstoreでの販売用アプリは、現在apple社において審査中です。審査を通過できれば、1月上旬には販売開始予定です。
 こちらは、今しばらくお待ちください。

「RISE English Course 英単語カレンダー 」販売!!

「RISE English Course 英単語カレンダー 2014」 いよいよ販売を開始します。

これまでにも沢山英単語カレンダーは販売されていますが、これまでのカレンダーとは違います!! “音の足し算・引き算”や“音印象”、“語根”など、あらゆる角度からのアプローチで、知らず知らずのうちに、英単語が覚えられるような配置、工夫がしてあります。

☆英単語カレンダーはこちらからご覧いただけます http://rise.gr.jp/manaby/revolve_kyouzai/calender_info

お友達といっしょに、 クリスマスのプレゼントやお年玉に添えて、 お子さんや親せきのお子さんにもいかがですか! 

カレンダーは、森の教材館マナビィ からご注文いただけます。

カレンダーの販売によって得られた収益は、不登校や学習につまずきがちな子ども達の支援、街を元気にするための活動に充てさせていただきます。

《 定価 》
   Stage 1(入門編:英検5級~4級レベル)  800円(税込・見開きA3 版中綴じ)
   Stage 2・3(初・中級編:英検4級~2級レベル)セット  680円(税込・A3版両面・各月ごとミシン目入り)  
 
◎ Stage 1(入門編)を2冊ご購入いただけば、切り取って、単語カードとしてもご利用いただけます。カルタの要領で、ゲームをお楽しみください。

◎ Stage 2・3(初・中級編)には、各月ごとにミシン目が入っています。切り取って手帳などにはさんだり、三角に折って机の上に置くなどしてご利用ください。

◎ 各StageともQRコードから専用アプリにアクセスすれば、単語の発音練習やタイピング練習もできます。
  ※ 専用アプリは1月からのサービス開始となります。
 
♪楽しいカレンダーで新しい年を♪

回転 英単語カード〜Wordspin〜(無償ダウンロード) を公開しました

 

 リヴォルヴ学校教育研究所では、「回転英単語カード~Wordspin~」(無償ダウンロード)を新たに公開いたしました。
 色画用紙など厚めの紙にプリントしたら、円の真ん中をピンで留めてください。くるくる回転させながら「音の足し算」を楽しみ、「音についての気づき」を促すことで、苦手を軽減し、得意を伸ばします。
 学校やご家庭で、ご自由にご利用ください。より多くの子ども達の苦手を軽減し、得意を伸ばすために、お友達にもご紹介いただければ幸いです。

 ☆詳細・ダウンロードページは こちら から

無料メルマガ「オノムの英語の学び方・教え方 vol.18」〜日本人はなぜ英語を苦手としがちなのか〜

オノムの 英語の学び方 教え方【vol.18】◆◇◆ 2013年4月8日(月)発行

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~ オノムの 英語の学び方 教え方 ~

―――――――――――――――――――――――――――――  vol.18

どうしたら、苦手を克服し、英語が得意になれるのか? 
英語の勉強方法、教え方に迷っているあなたに、長年、学習につまずきがちな
子ども達の指導にあたる筆者が、最新の学習理論に基づいた具体的な学習方法
をわかりやすくアドバイス!

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5. 日本人はなぜ英語を苦手としがちなのか

今日も強い風が吹きました。

事務所の前の公園の桜も、ほとんど散ってしまいました。

さて、日本人はなぜ英語を苦手としがちなのか。

結論から申し上げれば、次の3点がその主な理由だと私は思っています。

1‘ b / d / p / q ’など形が似た文字を混同する

2‘h + at = hat’のような音いん操作に対しての不慣れ

3‘主語 + 目的語 + 動詞’と‘主語 + 動詞 + 目的語’という
  語順の違いに関する意識不足

1 は日本人に限ったことではありませんが、
ここでつまずく子は最初から大きな困難を抱えることになります。

カタカナの読み書きにも苦手を感じ自信を失いかけているところに、
英語が追い打ちをかけるというケースも多々あります。

2 でつまずく子の中には、暗記法に頼り必死の努力を重ねた結果、
中学2年生くらいまでは何とか授業について行っても、
高校入学後にはまったくお手上げ状態になることがほとんどです。

3 については、日本人の大半が該当するといってもよいでしょう。

私達は、不登校と呼ばれる状態にある子ども達の支援にあたっていますが、
これまでの経験から感じているのは、その背景に学習面でのつまずきが
潜んでいることが存外に多いということです。

不登校は中学1年から2年にかけて急増します。

もちろんその原因が1つなどということはあり得ませんが、
英語学習でのつまずきが不安やイライラをかき立て、
それが誘因となっていることも少なくないように思えます。

著名人や歴史上の偉人達の中にも、読み書きを苦手とした人が大勢います。

以上の3点について理解が進み具体的な工夫がなされれば、
埋もれがちな才能を伸ばすことができる。

そんな思いから始めたこのメルマガでもありました。

この春、7年前にライズ学園を巣立ったAさんから、
「明日から、社会人です」とメールをもらいました。

過去30年間に出会った生徒の中でももっとも優秀な生徒の1人ですが、
書くことを苦手としたAさんはまずカタカナでつまずき、
出会った頃はすっかり自信を失っていました。

高校時代は書くことはほとんどさせずに、
英語はコンピュータを使って学習しました。

先日、英語検定2級に合格したBさんは、
いまだに‘ big / dig ’のような語を読み間違えることがあります。

学習のペースもゆっくりで、小学生の頃は授業について行くことが
できませんでした。

もし不登校という選択をせずにいたら、
自分のペースで学ぶという機会を保障されていなかったなら、
今頃、英語は大の苦手になっていたに違いありません。

英語の授業中、清掃用具入れにパンチを入れて教室を飛び出したCさんは、
指を骨折してしまいました。

「痛かったろ。どうせなら、清掃用具入れなんかじゃなくて、
先生を殴っちゃえばよかったのに」というと、
Cさんはぽかんとした表情をして、
「そしたら、先生が痛いじゃないですか」と言いました。

心根のやさしさをわかっていたからこそ私もそのような発言をしたのですが、
Cさんのような子ども達もともすれば、
「カッとすると何をするかわからない」などとされてしまいがちです。

私自身、元は公立中学校の教師でした。
かつての教え子に「もし担任が先生(のようなダメ教師)でなかったら、
人生が違っていたかもしれない」と言われたこともあります。

しかしその後で彼が言ってくれた、
「だから今、がんばっているんでしょ。その分、いい仕事してくださいよ」
という言葉が私の心の支えです。

そして今、切実に思うのは、私のような失敗を若い先生方に
繰り返してほしくないということです。

誰だって、英語ができないよりは、できたほうがいいと思っています。
「ならば、がんばれ!」といわれても、自信がないからがんばれない。

私もかつては、「‘ b ’と‘ d ’の区別なんて、できないわけがないだろう。
やる気がないからだ」などと言ってきましたが、
それでは決してできるようにはなりません。
 
‘ b / d / p / q ’など形が似た文字を混同する子には、
「右手と左手でOKサインを作ってごらん。左手が‘b’と覚えておこう」とか、
「まず‘c’を書いて、たて棒を書いたら‘d’だよ」など
具体的なアドバイスが必要です。

そしてより多くの子ども達により高い壁として立ちふさがるのが、
「音いん的気づき」の不足と、それに伴う「音の足し算・引き算」の困難です。

ひらがなでは「ハ」は「は」と表記されるため、
‘h + at = hat’‘hit – h = it’のような音いん操作に対して、
私達日本人は不慣れとなりがちです。

‘ l / r ’以前に‘ m / n ’‘ p / f ’などの音識別に苦労する子もいます。

そのような子には、ローマ字入力によるタイピングの練習も有効です。

http://rise.gr.jp/ で紹介している「ABC英語れんしゅうちょう」には、
形が似た文字の混同を防ぎ、「音の足し算・引き算」の困難を軽減するための
工夫が凝らされています。

「RISE English Course英語カレンダー」なども活用していただければと思います。

‘主語 + 目的語 + 動詞’と‘主語 + 動詞 + 目的語’という
語順の違いに関する意識不足については、先回もふれました。

具体的な練習方法としては、並べ替え問題(語順整序問題)を
少しずつ解かせるようにするのも方法です。

その際、大切なことは、常に‘主語 + 動詞’の語順を意識させるようにすることです。

たとえば次のような問題では

[ days / lasted / the rain / three / for ] 雨は3日間降り続いた

まず、主語(the rain)を確認した後、
「主語の次には、(3日間ではなく)動詞だよね。雨がどうしたの?」
「それじゃ、‘続いた’を意味する動詞はどれだと思う?」
と導くようにします。

無用な混乱を避けるため、一度に多数の語を並べ替えさせたり、
「1語不要な語が入っている」など混乱しそうな問題は避けたほうが良いでしょう。

良問にふれれば、それだけ学習も効率的になります。

英語検定の過去問題を利用しても良いと思います。 

中学生であれば、英語学習ソフトウェア「RISE English Course 英語カン」
の中にある並べ替え問題も利用してみてください。

ここでは場面や文脈から、未習語の意味を推測しやすい英文を揃えています。

英語教師としても大切なのは、子ども達のつまずきを少しでも理解できるように努め、
具体的なアドバイスができるようにすることです。

そしてもっとも気をつけなければならないことは、わかったつもりになってしまうことです。

この点については、やはりhttp://rise.gr.jp/ で紹介している
「読み書き困難の疑似体験」を参考にしていただければと思います。

先回お話ししたように、このメルマガはひとまず休刊とさせていただきます。

大変勝手ながら、内容、発行方法等を再検討させていただく所存です。

当法人のFacebook上では、英語教育に関してもさまざまな情報を発信してまいります。

メルマガ再開の際のお知らせもこちらでさせていただくつもりです。

読者のみなさまには、心からのお礼を申し上げますとともに、
今後ともリヴォルヴ学校教育研究所をご支援いただけますようお願い申し上げます。


◎ 音の足し算で英語が得意に「RISE English Course英語カレンダー」

1日1単語で、苦手を防ぎ、得意を伸ばす。
「RISE English Course英語カレンダー」は下記のサイトで
無償ダウンロードいただけます。
http://rise.gr.jp/manaby/revolve_kyouzai/calender_free

たとえばリビングに貼って、親子の話題のきっかけに。

また、学校の教室でも。
カレンダーとして使い終わった後は、
切り取ってカルタとして遊ぶこともできます。

言葉に対する興味を引き出し、
自ら学ぶ力を育てる‘Tips !(ヒント・秘けつ)’、
書くことの困難を軽減する‘練習シート’ ともにご活用ください。


☆ ご意見・ご感想はこちら ☆
 ───┬───────────
    └─→ http://rise.gr.jp/contact
 
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メールマガジン「オノムの 英語の学び方 教え方」

○発行責任者:NPO法人リヴォルヴ学校教育研究所
○公式サイト:http://rise.gr.jp/
○問い合わせ:http://rise.gr.jp/contact
○登録・解除:http://www.mag2.com/m/0001574644.html

RISE English Course 英語カレンダー練習シート の販売を開始しました


RISE English Course 英語カレンダーに準拠した練習シート(実用新案登録出願中)が完成しました。
英語カレンダー(無料ダウンロード可)、指導者用の手引きTips(無料ダウンロード可)と3点セットで、
1日1単語×365日=2,000単語以上!
ぜひお使いになって見て下さい。

☆ RISE English Course 英語カレンダー練習シートの詳細はこちらから↓
http://rise.gr.jp/manaby/revolve_kyouzai/english_calender_worksheet

 
(練習シートの特長)
↑クリックすると拡大画像が見られます。

RISE English Course 英語カレンダー練習シート 

 ♪総合的な英語力を伸ばす♪

  練習シートといえども、ここでの練習目的は「書くこと」ではなく、英単語が「読めるようにすること」です。文字と音の関係を理解している子は、そうでない子の何倍もの速さで「聞く力」など総合的な英語力を伸ばすことができます。

※ シートはダウンロード販売で、個人用 200円、学校・教室用 400円です。 
※ プリントアウトして何度も練習できるのでお得です!
※この「練習シート」の販売によって生じた収益は,すべてを東日本大震災に被災した子ども達、そして不登校や学習につまずきがちな子ども達の支援活動に充てます。

☆ RISE English Course 英語カレンダー練習シートの詳細はこちらから↓
http://rise.gr.jp/manaby/revolve_kyouzai/english_calender_worksheet

RISE English Course 英語カレンダー(無料)4か月分をダウンロードできます

 

   もうすぐ新学期ですね。
 学校でもご家庭でも使える「RISE English Course 英語カレンダー」4か月分をアップしました。

 http://rise.gr.jp/manaby/revolve_kyouzai/calender_free

 
  春休み(3月)スタート版をご利用の方、新学期(4月)スタート版をご利用の方、それぞれにご活用いただけるようになっております。ご意見・ご感想もお待ちしております。
 


 
春休み(2013年3月)スタート版の方はこちらから 新学期(2013年4月)スタート版の方はこちらから

 

無料メルマガ「オノムの英語の学び方・教え方 vol.17」〜日本語と英語:異なる点と似ている点(後半)〜


オノムの 英語の学び方 教え方【vol.17】◆◇◆ 2013年3月26日(火)発行

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~ オノムの 英語の学び方 教え方 ~

―――――――――――――――――――――――――――――  vol.17

どうしたら、苦手を克服し、英語が得意になれるのか? 
英語の勉強方法、教え方に迷っているあなたに、長年、学習につまずきがちな
子ども達の指導にあたる筆者が、最新の学習理論に基づいた具体的な学習方法
をわかりやすくアドバイス!

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4.1 日本語と英語:異なる点と似ている点(後半)

みなさんは‘Talking Twin Babies’ という動画をご覧になったことがありますか。

この動画を見ていると、遠い私たちの祖先もこんな言葉を話していたのかな、と思わされます。
まだの方がいらしたら、以下のサイトでご覧になってみてください。

http://www.youtube.com/watch?v=_JmA2ClUvUY

よく聞いていると手前の子は「タタタタ?」と
最後を上げ気味にして何かを聞いているのに対して、
奥にいる子は文末を下げ調子にし、質問に答えているように聞こえます。

そこには「文法」らしきものの、芽生えも感じられます。

先回は、「見た目はかなり違うパンとクラッカーもレシピの違いは大さじ1杯のイーストだけ。
似たところなど何ひとつなさそうな言語も、実はレシピのほんの1カ所が違うだけかもしれない」
というベーカーの言葉を引用しました。

しかしこれは、「レシピがほんの1か所違っただけで、
言語はかなり違ったものになってしまう」ともとれます。

そこで今回は文法における日本語と英語の違い、ベーカーがいうところの
「ほんの1か所」とは何かについてお話ししたいと思います。

その答えは、簡単です。

日本語では「主語 + 目的語 + 動詞(S + O + V)」を原則とするのに対して、
英語では「主語 + 動詞 + 目的語(S+ V + O)」となるということです。

細部を見れば、日本語と英語の文法の違いは「ほんの1か所」どころではありません。
しかしさまざまな違いを生むもととなっているのは、
「目的語 → 動詞(O + V)」なのか「動詞 → 目的語(V + O)」なのかという
語順の違いにあります。

私は今、不登校の子ども達や英語を極端に苦手とする子ども達に、
個別に近い形で英語を教えていますので、その子によって指導方法や手順を少しずつ変えています。

しかしこの違いについては、‘I play tennis.’程度の文が読めるようになった段階で、
「‘テニスを + する’と‘play + tennis’との違い、後々、ここが大切だから確認しておこう」と、
一度は説明するようにしています。

そして高校レベルの複雑な文にふれる前に、何度も繰り返しこの点を確認します。

最近では高校生になってから、「どうしても英語が苦手で…」といって
私の教室にやってくる生徒も増えています。

そんな子ども達にこの話をすると、誰もがみな判で押したように
「そんなことはもう知っています」と言います。

しかし、私自身のこれまでの経験から言えることは、かなり多くの生徒が、
わかっているつもりだけで実際にはよくわかっていないということです。

以下の文はかなり複雑なので、英語が苦手という方は読み飛ばしていただいて結構なのですが、
語順の違いをきちんと理解できていない生徒が、
大学入試を前にしてこのような文に出くわすともうお手上げ状態になってしまいます。

‘ One of the reason for the popularity of tea-based drinks / might be / that many people like to have a non-sweetened green tea drink / with the rice balls / that they buy at convenience stores. ’

この文を単純にすると、「これはペンです」という文と同じように

‘This   +  is            +  a pen.’
‘The reason  +  is(may be) +  that 以下’

となり、「(お茶の人気の)理由はこれこれです」と言っていることがわかります。

そしてその‘that 以下’が、

many people like green tea
みんな甘くないお茶が好きなんです。

with the rice balls ← they buy at convenience stores
コンビニで買った → おにぎりを食べるときには。

と、分解することができます。

日本語とは語順がまったくといっていいほど違っていますが、
その違いは、「目的語 → 動詞(O + V)」なのか
「動詞 → 目的語(V + O)」なのかということに起因しています。
(‘This is a pen.’は「S+ V +C」ですが)

‘I studied English last night.:昨夜、英語を勉強した’や
‘I went to Hokkaido to ski.:北海道にスキーをしに行った’程度までの文であれば、
この違いを意識しなくても、何となく文意を理解できます。

しかし上のように構造が複雑な文では、直感的な理解は難しくなります。

そして語順の違いに対する意識の不足は、次のような誤訳を生みます。

‘I milk cows every morning.’
× 私は毎朝、ミルクを飲みます。
(○ 私は毎朝、牛の乳しぼりをします。)

ここで‘milk’は「乳しぼりをする」という動詞で使われていますが、
生徒の多くは‘milk’は「牛乳」だと思い込んでいます。

このような誤訳をする生徒に「どの単語を見て‘飲む’としたの?」と尋ねると、
少し考えてから「cows?」、中には「morning ?」と答える子もいます。

これでは、語いを増やすことも難しくなります。

「並べ替え問題」に強くなるためのポイントをお話しした際にもふれましたが、
このような文は「私は毎朝、‘cow’を‘milk’します」ってどういうことだろう、
と考えられるようにすることが大切です。

私は子ども達に、脳をWindowsのコンピュータに例えて、
「みなさんは生まれたときに、日本語版Windowsを選びました。
でも、英語を勉強するときには、これを英語版にする必要があります。
それにはまず、日本語で‘あなたを + 愛している’というところを、
英語では‘love + you’の順にするということを覚えてください」と話します。

そしてさらに、「コンピュータならちょっと設定を変えるだけかもしれないけど、
長年、日本語版Windowsに慣れた人の脳は、簡単には切り替えができません。
だから少しずつ慣れていきましょう」とします。

さて、今回はこの辺りまでとしたいと思いますが、このメールマガジンそのものも、
次回をもってとりあえず休刊とさせていただきたいと思います。

次回は、今回の内容とも関連しながら、これまでを振り返り、
日本人はなぜ英語を苦手としがちなのか、どうしたらその苦手を克服できるのか
についてお話ししたいと思います。


◎「RISE英語(4線)ノート」には、苦手を防ぐ工夫がいっぱい!

 もう新学期の準備はお済みですか?
 英語用の練習ノートと言えば、中学1年生用は幅が広く、学年が進むにつれて幅が狭くというのが常識ですが、ただ広ければ書きやすいというものではありませんし、高校生でも幅の狭すぎるノートはおすすめできません。

 「RISE英語(4線)ノート」には、「音の足し算・引き算」に慣れるための工夫の他、苦手をふせぎ得意を伸ばす工夫がいっぱいです。

 また、このノートの販売によって得られた収益は、印刷製本費などを差し引いた全額を東日本大震災被災児童生徒の支援に充てます。

 「森の教材館マナビィ」http://rise.gr.jp/manaby で販売しておりますので、ぜひ一度お手にとってみてください。

無料メルマガ「オノムの英語の学び方・教え方 vol.16」〜日本語と英語:異なる点と似ている点(前半)〜

オノムの 英語の学び方 教え方【vol.16】◆◇◆ 2013年3月10日(日)発行

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~ オノムの 英語の学び方 教え方 ~

―――――――――――――――――――――――――――――  vol.16

どうしたら、苦手を克服し、英語が得意になれるのか? 
英語の勉強方法、教え方に迷っているあなたに、長年、学習につまずきがちな
子ども達の指導にあたる筆者が、最新の学習理論に基づいた具体的な学習方法
をわかりやすくアドバイス!

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4.1 日本語と英語:異なる点と似ている点(前半)

教室からの帰り道、ふと見ると、早咲きの梅が満開になっていました。

あの震災から、2年になるのですね。

細々とですが、私達は被災した子ども達の支援活動を続けています。
みなさんのお知り合いで、近々結婚されるなど、
切手やハガキをまとめて購入される方はいらっしゃいませんか。

当法人では、全国のみなさんからお届けいただいた未使用葉書を
切手と交換し、これを現金化することで、
小中学校に花苗をお届けするなどしています。

ぜひ、みなさんもお力をお貸しください。

詳しくは、リヴォルヴ学校教育研究所のFacebook(http://rise.gr.jp/
からお入りいただけます)をご覧ください。

さて、昨年発行した第4号で、日本語のオノマトペ(擬音語、擬態語)と
英語の間には不思議なくらい通じるものがあるとお話ししたのを
覚えてらっしゃいますか。

模擬単語テストの中で、(10)「かすかな光り:gleam」を
思い出していただくためのヒントとして、
「初めの2文字は‘gloss:つや / 光沢’‘glory:栄光’と同じ」
をあげました。

この3語に共通しているのは「光」ですね。

日本語でも「ギラギラ光る」と言うように、
英語でも‘gl-’は光を表す語に用いられます。

日本語と英語は意外と似ている。

違いは違いとして確認した上で、どこがどう似ているかに気づけば、
より効率的な英語学習が可能になります。

といわれても、ピンとこない方が多いかと思います。
他にも「スルっと滑る」と「slip:滑る」「slide:滑る」、
「じっとしている」と「stand:立っている」「stay:…のままでいる」
など多くの例をあげることができますが、
たいていは「そんなの偶然でしょう」と笑われてしまいます。

これまでの常識では、
「日本語は英語からもっとも掛け離れた位置にある似ても似つかない言語」
とされてきましたから、それも当然かもしれません。

世界で使われている言語を「主語が省略できるかどうか」などの
基準でグループ分けをすると、
日本語と英語はほとんどの点で異なるグループに属することがわかります。

英語で‘I love you.’というところを日本語ではふつう「愛している」
としか言いません。

「あなたを愛している」ということはあっても、
「私はあなたを愛している」ということはまれです。

しかしある著名な言語学者は、
「見た目はかなり違うパンとクラッカーもレシピの違いは
大さじ1杯のイーストだけ。(日本語と英語のように)
似たところなど何ひとつなさそうな言語も、
実はレシピのほんの1カ所が違うだけかもしれない」
と言っています。

このような考え方は、言語学以外の研究からも
支持されるようになってきています。

今、地球上に暮らすすべての人の祖先は、
ある限られた地域で生まれ、世界中に広がっていったとされます(単一起源説)。

だとすれば、私達の祖先も、英語を母語とする人々の祖先も、
遠い昔は同じような言葉を話していたと考えるのが自然です。

まだわずかですが、このような考え方を支持する論文も発表され始めています。

極論すれば、英語は日本語の方言であり、
日本語は英語の方言であるともいえそうです。

栃木弁と茨城弁はよく似ていますが、
同じ日本語でも鹿児島弁とはずいぶん違っています。
いわゆる「沖縄弁」は、「琉球諸語」として日本語とは別の言語
とされるて然るべきです。

しかし鹿児島弁を日本語ではないと考える人はまずいませんし、
「琉球諸語」までを日本語と考えている人もいます。

政治的な問題を脇に置くとすれば、
要は、言語と言語の間の距離感の問題です。

生物の進化について研究する人々からも、
興味深い報告がなされています。

魚類と哺乳類であるクジラやイルカなど、
別々の場所で進化した系統的にも異なるグループに
属する生物の姿かたちが、不思議なくらいに似てくる
という進化の不思議についてです。

今はそのほとんどが絶滅してしまった有袋類(カンガルーなど)と
お腹の中で子育てをする真獣類(私達もここに入ります)
の進化を見ても、そこには偶然とは思えない共通性があるそうです。
興味がある方は
「収斂進化(しゅうれんしんか)」で検索をしてみてください。

端的に言えば、進化には必然性があるらしいということです。

大昔は同じ言葉を話していたとしても、日本語と英語が
ずいぶんとかけ離れていることは間違いありません。
しかし言語も生物と同じように似たような進化をとげるとするならば、
やはり日本語と英語は、まったく似ていないとするほうが不自然で、
似ていてあたり前だという結論にたどり着きます。

先ほどご紹介した言語学者マーク・C・ベーカーが
その著書「言語のレシピ」でふれているのは、文法に関する問題です。

しかし音や音から受ける印象についても、同じことが言えそうです。

‘dam:ダム’と唇を閉じればいかにも「流れをせき止める」感じがしますが、
これをもし‘dash’としたら水が勢いよく吹き出してきてしまいそうです。

‘put’‘push’‘pull’のうちのどれが「押す」でどれが「引く」か
と言われれば、やはり何となく「push:押す」「pull:引く」だ
という気がしませんか。

このような音から受ける印象は、どうやらすべての人に共通するようです。

外国語を学ぶ際には、「音韻的気づき」が非常に重要な役割を
果たすこともわかってきています。

「音韻的気づき」などというと難しそうですが、
それは本来だれもが少なからずもっているもの、
「何となくそんな気がする」という「何となく」にあたるものだといってよいでしょう。

金曜日の小学生のクラスで、「‘新鮮’は‘fresh’、
じゃ‘新鮮じゃない’は何て言うの?」という質問がでました。

‘stale’と答えると、子ども達は「いかにも古くなっていそう!」
と笑っていました。

‘stale’と「捨てる」がここまで似ているのは、偶然かと思います。
しかしここで大切なのは、子ども達がごく自然に
「‘fresh’はいかにも‘新鮮そう’だけど」としていることです。

先回、高校生が‘decline’の意味を尋ねられて、「音からして何となく‘減少’していそうな感じ」と言っていたことも思い出してみてください。

‘gl-’は「ギラギラ」、‘sl-’は「スルっ」に似ているかどうかは別としても、
このような「音に対する気づき」は、英語を英語のまま理解することにもつながります。


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《今日のポイント》

・ さまざまなの研究の結果から、世界中の言語は1つの言語から
  枝分かれしていったのではないかと考えられるようになってきている。

・ 日本語と英語にも、偶然で済ませることができない類似点がある。
  特に「音から受ける印象」については全人類に共通するのではないかと
  言われ始めている。
 (今回の内容について本格的な研究はまだ少なく、仮説の域を脱するものでは
   ありません。)

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◎「RISE英語(4線)ノート」には、苦手を防ぐ工夫がいっぱい!

印刷製本費などを差し引いた利益の全額を東日本大震災被災児童生徒の支援に
充てます。
「森の教材館マナビィ」http://rise.gr.jp/manaby で販売しておりますので、
ぜひ一度ごらんください。

次回は「日本語と英語:異なる点と似ている点(後半)」をお届けします。
今回ふれることのできなかった文法にもふれる予定です。

 
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メールマガジン「オノムの 英語の学び方 教え方」

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facebookで「Tips! for英語カレンダー」を紹介しています


英語カレンダーの進行に合わせて、英単語を効果的に身につけるために、子ども達にお話ししていただきたい Tips ! (ヒント / 秘けつ)を、face book で紹介しています。

“lamp ” はなぜ “L” なのか

いろいろな“鳴き方”

など、「へ~、そうなんだ!!」と思う話がもり沢山です。
お子さんに話すだけでなく、大人の英語雑学としても使えます。
是非ご覧ください。

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