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ライズ学園日記

「いやしの庭」を体験してきました(ライズ学園日記・カルチャー教室)


今日は、NPO法人つくばアーバンガーデニングさんが運営する「いやしの庭」(つくば市松見公園内)を訪ねてきました。

つくばアーバンガーデニングさんは、「花と緑のまちづくり」をコンセプトに、花と緑を通して様々な人のつながりや参加をつくりだしてきた団体さんです。

毎年クリスマスに企画していただいた「100本のクリスマスツリー」には、ライズ学園として10年近く参加をさせてもらいました。

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<参考> 

・ https://rise.gr.jp/archives/5321 2011年度 ライズ学園出展クリスマスツリー ブログ

・ https://rise.gr.jp/archives/7274 2012年度-① ライズ学園出展クリスマスツリー ブログ

・ https://rise.gr.jp/archives/7527 2012年度-② ライズ学園出展クリスマスツリー ブログ

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残念ながら2012年度をもって終了が決定したツリー企画ですが、これまでお世話になってきた分、改めて子ども達がつながりを持ち、一緒に何かをさせていただければということになりました。そして、ライズ学園の子ども達に、つくばアーバンガーデニングさんから、下記のようなミッションを与えていただきました。

① 「いやしの庭」をもっと楽しくするために、もっとたくさんの人に知ってもらうために、どんなことができるか、提案してください!(→制作も含む)

② 「いやしの庭」に来た人に興味を持ってもらえるような案内掲示板をつくってください!

(平石さんのご協力もいただいて)絵画造形の時間を使って、このミッションを達成していくために、まずはみんなで「いやしの庭」を体験することになりました。


つくばアーバンガーデニング事務局の落合さんに、活動の概要について、お聞きしました。


その後、「いやしの庭」を案内していただきました。

「いやしの庭」は、松見公園の一画を利用して、市民の手で創られ維持されている「コミュニティガーデン」です。
2000年に「緑のデザイン賞・緑化大賞」に選定され、2001年に完成したこの庭は、10年以上経った今も役割を果たし続けています。
ライズの小学6年生は、「いやしの庭」ができた年に生まれたとのこと!


みんなの中で特に印象的だったのは、「アリスの窓」と名づけられたスペース。
もともと松見公園にあった、動かせないコンクリートの建造物をうまく利用して、まるでアリスがうさぎを追いかけて入っていってしまいそうな空間になっています。
前は彫刻なども置かれていたそうです。ライズ発の作品も置けるかな?


実をとったり、爪とぎをしたり、匂いを嗅いだり、食べてみたり。
ここは、子どもからお年寄りまで、健常者も身体が不自由な方もみんなが五感を使って楽しめるような、ユニバーサルデザインな庭なのです。

後半は、自由に「いやしの庭」を感じたり記憶したり考えたりする時間としました。


木陰で全体図をスケッチしながら、どこからどういう人が来るか考えていたY君。


大きなどんぐりの実を集め始めたYちゃん。



独自の視点でカメラを撮り続けたKちゃんの写真。 とってもきれいで、この写真自体を表現に使えそうです。


最後に、松見公園のシンボル展望台「栓抜き塔」、大きな鯉、そして(?)鳩。
これもKちゃんの写真です。

この後の絵画造形の時間の活動の様子を、またアップしていきます。

このような機会を与えてくださった落合さん、いつも陰ながらたくさん支えてくださっている平石さん、ありがとうございます。またよろしくお願いいたします。


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活動の継続のために、皆様からの温かいご寄付をお願いいたします。
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トランプゲーム「ブリッジ」を体験しました~カルチャー教室~

10月17日(水)・25日(水)@ライズ学園

カルチャー教室「ミニブリッジ体験~カードゲームのブリッジはどんな橋?~」が行われ、
村田繁夫さんと白倉民子さん(糸永さんの農園体験で市民レポーターとして来て下さった 通称「ポップさん」)が来てくださいました。

そもそも、皆さんは「ブリッジ」って、知っていますか?
実はスタッフも知らなかったのですが、
世界的には有名で、国際競技会があるほどのトランプゲームです!

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◆公益社団法人日本コントラクトブリッジ連盟公式ホームページ(http://www.jcbl.or.jp/)より
「ブリッジは世界で1番ポピュラーな、トランプゲームの王様!」
外国映画で、4人の大人が和やかにテーブルを囲み、トランプゲームに興じている場面をご覧になったことはありませんか?彼らが楽しんでいるのが「コントラクトブリッジ」。世界で最も知的かつエキサイティングなゲームといわれています。世界中に約1億人の愛好家がいるといわれ、まさに国境や人種を越えたブリッジ=架け橋として親しまれています。
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1日目は後半から、2日目は最初から、「レベルアップコース」 と 「のんびりコース」 にわかれて、ゲームを楽しみました。



「レベルアップコース」のメンバー。
斜め向かい同士が仲間となり、勝利が決まった瞬間のハイタッチ。

点数をつけて競い合うといった複雑なルールもどんどん吸収して、
頭も心も総動員!

適切なタイミングで村田さんがアドバイスしてくださり、
みんな 「もっともっと」と、色々なコツを教えてもらいました。



「のんびりコース」のメンバー。
基礎のルールでじっくり楽しむことができました。

白倉さん流「頭を使わないブリッジ」は、
「相手の腹を探り合うために頭を使うブリッジ」となり、
いっぱい笑ってコミュニケーションを深めていました。



最後に記念写真をパチリ。
子ども達1人1人のペースに合わせ、 ブリッジの楽しさを教えていただいた村田さん、白倉さん、ありがとうございました。
また機会があれば、よろしくお願いいたします。


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稲刈りに参加しました~ライズ学園日記~

9月22日、自然生クラブさん主催の稲刈りに行ってきました。
子ども達が毎年楽しみにしている行事の一つで、5月には田植えにも参加しました。( 田植えの様子はこちらから覧いただけます )

天気は晴れ、絶好の稲刈り日和でした。
十時半に皆田んぼに集まって、稲刈りがスタート。

手慣れた様子でスイスイ作業を進めるS君。今年で2回目のK君も鎌使いが上手になりました。
  

初めて参加のK君は、お父さんと一緒に作業! ベテランY君は初めての人にも上手にアドバイス。
 

鎌で稲を刈り、紐で縛ってやぐらに集めていきます。稲をまとめるKちゃん。真剣です。

ちょっと一息。女の子が集まればたちまち話に花が咲きます!

子ども達は慣れた様子で、美味しそうに実った稲をさくさく刈っていきました。

あっというまに二面の田んぼの稲が収穫され、お昼ご飯になりました。
「お腹すいたー」
「今年もカレーかな?」
子ども達もご飯が待ち遠しそう。
用意が出来たら、いただきます!
「辛い!でもおいしー」
皆笑顔でご飯を食べました。

午後は田んぼの側に流れていた小川で水遊びをしました。
皆裸足になってどんどん水の中へ。
 
「きれいな石があるよ」
「今日来ていないスタッフさんのお土産にしよう」
子ども達の提案で、きれいな石を集めることに。
キラキラと光る石が沢山あって、皆夢中で集めていました。

【雲母発見!理科担当のTさんに持って帰りました】

小川には沢山の生物がいて、皆でそれを観察しました。

また、自然生クラブさんの“田楽の舞い”も行われ、素敵な時間が流れました。
【 S君が撮影してくれた写真です。ナイスアングル!】
 

そうこうしているうちに稲刈りもお開きになり、場所を移して皆で野球をすることに。
小野村先生に打ち方を教わりながら、皆楽しそうに芝生の上を走りまわっていました。
 

女の子達は楽しくおしゃべり。

小野村先生に打ち方を教わりながら、皆楽しそうに芝生の上を走りまわっていました。
 アクティブに動いた一日でした。皆、お疲れ様。



*本ブログは、セキショウキャリアプラス からインターン生として働きに来ている篠崎が担当しました。

今日の授業の様子~ライズ学園日記~

今日は理科や国語や算数の授業を行いました。

まず小学生は算数の授業。

平均の出し方などを楽しく勉強していました。

問題に取り組む顔は真剣そのもの。

全問正解できたかな?


中学生は理科の授業を行いました。

スタッフが動物の骨格標本を持ってきてくれたので、それを使ってみんなで勉強。

歯の形から肉食動物か草食動物か当てたり、この骨がどの部分の骨なのか当てたり、

和気あいあいと授業を行ってました。

高校生は国語の授業。

難しい問題にも積極的に取り組んでいました。

*本ブログは、セキショウキャリアプラス からインターン生として働きに来ている篠崎が担当しました。

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フリスビーを体験しました~ライズ学園日記~

今日は、谷田部グラウンドでフリスビーを体験しました。

まだ残暑も厳しい夏の日でしたが、みんな頑張ってフリスビーを追いかけていました。


準備体操の後、みんなゲームを行うために練習開始。

二人一組になって、なかなか思い通りの場所に飛ばないフリスビーを投げあいっこしました。

うまく投げ合いができると、みんな笑顔に。

そのうちみんな慣れてきて、ちょっと遠い位置からでもフリスビーの投げ合いができるようになりました。

それを見た講師の先生が「じゃあ今度は走りながらフリスビーの投げ合いをしてみようか」というので、みんなで挑戦。

相手の走りこむ場所を予測してフリスビーを投げる子ども達。

ときおりナイスキャッチができるようになり、またみんなで笑顔。

最後にはゲームをやりました。

コートの端から端までフリスビーを運んだチームに点数が入るルールで、3対3に分かれて対戦。

相手チームの妨害をくぐりぬけながら、味方に向かってフリスビーをパス。

積極的に動く子ども達、ついていくのに必死なスタッフ。

一進一退の攻防で、結局ビブスチーム(Yくん、Kちゃん、Fさん)の勝利。

みんなで楽しく身体を動かすことができました。


*本ブログは、セキショウキャリアプラス からインターン生として働きに来ている篠崎が担当しました。

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ラブ&リー農園とライズ学園*6・7月ダイジェスト版*(ライズ学園日記)

ライズのみんなが大好きなラブ&リー農園。
5月に、イチゴの収穫などを行いました。
https://rise.gr.jp/archives/8685
なかなか農園に行けないみんなのために、農園主の糸永さんがいろいろな工夫でみんなと農園をつなげてくださってました。ここで、その交流とできごとについて、6・7月をダイジェストで振り返っちゃいます!

【6月26日】
11月にみんなが植えた玉ねぎと、プラスでじゃがいもとにんじんとにんにくを収穫して、農園主の糸永さんがライズまで届けてくださいました!
スタッフが「糸永さんが来てくれたよ~」と声をかけると、ライズタイムのサイコロトーキングの途中だったみんなが「あいさつに行こう!」と次々席を立っていって、糸永さんとの再会と野菜の収穫を喜んでいました。
このときは、雨も降っていて、肌寒い日でした。でも、野菜を中心に、温かい空気が流れた時間でした。

【7月1日】
一部の子どもたちとスタッフで「いただいた野菜でカレーを作ろう!」ということになり、話し合いの場を設けましたが・・・
「カレーにもいろいろな種類があるよね」
「みんな、ルーとか辛さの好みが違うし」
「シチューのほうが統一性あるのでは?」
「そもそもメインディッシュ作って食べる時間ある?」
「オリジナルジュースとか作れそうじゃない?」

例によってアイディアが出すぎてなかなかまとまらないぞ。というわけで、またの機会に仕切りなおそう、ということに。

【7月8日】
野菜つながりで。
ライズの畑のじゃがいもも獲り頃だったので、収穫をしに行きました。
この日はとっても暑かった。みんなよく頑張ってました。

【7月9日】
他の子も交えて再度話し合い。
みんなの意見を総合して、
結局、ポテトサラダとじゃがいもの冷製スープを作ることに。

【7月17日】
ようやく調理実習できました!
見てください。この調理実習の様子を。「スタッフは口出ししないでください!」なんて頼もしい意見も。
和気あいあいと協力しあって、本当にいい雰囲気でしたよ。


【7月26日】
糸永さんが朝、すいかを収穫して持ってきてくださいました!
今年も被災地の仮設住宅に届けたすいかです。
季節のもの、生のものがなかなか食べられない方のニーズをとらえて、糸永さんが活動を続けています。
ライズに来たら、早速、目や鼻をつけられてしまったすいかさん。

【7月31日】
夏休み前最後の日に、みんなですいか割り大会を実施。
詳細は下記URLから。
https://rise.gr.jp/archives/8962


振り返ってみると、
糸永さん、ラブ&リーのお野菜さん(その成長を支えてくれてる自然界のみなさん)が、ライズのみんなの日常の中にたくさんの演出をしてくれていました。本当に感謝です。
また11月にラブ&リー農園に行けるのが楽しみです!

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スイカ割り&夏休みのお知らせ(ライズ学園日記)

すっかりブログの更新がとまってしまっていましたが、今日は、夏休み前の最後の授業でした。
そこで、午後は大掃除と ラブ&リー農園の糸永さんからいただいたスイカで、スイカ割りをしました。
糸永さんは、被災地の仮設住宅の皆さんに、季節を感じる食べ物を届けたいとの思いから、毎年ご自身の畑でスイカを作り、被災地に届けていらっしゃいます。
今年も130個を超えるスイカをお届けしたそうで、ライズ学園にも届けてくださいました。

糸永さんが届けて下さったスイカです。こんなにたくさん!!あれ?!顔があるスイカが…。
( Kくん作 “浪平スイカ” です。目と鼻を紙に描いて、ちょきちょき、ぺたぺた、で 完成  )

さっそくスイカ割り開始です!
昨年は割るまでに30分もかかったことから、今年はもっと早く割れるかな~と みんなワクワク。
トップバッターは、Y君。みんなの声を頼りに、着実にスイカを狙います。
すると・・・

なんということでしょう!!一発でスイカが割れてしまいました\(◎o◎)/!
これにはみんなびっくり。割ったY君本人も驚き。まさか一発で割れるとは思っておらず、スタッフもシャッターチャンスを逃してしまいました。

そこで、第2回戦を行うことに。
最初は、Mちゃん。スイカにヒットしましたが、割れません。これは手ごわいか?!

  

お次は、K君。おもいっきり力を込めてヒット! でも、ひびが入っただけでした。おしい~。 

続いて、Yちゃん。大きく振り上げて・・・。 ナイスヒット!! みごとに割れました。しかも三つに (^o^)丿

   

スイカを食べながら、みんなわいわいおしゃべり。みんなで食べるスイカは美味しいですね。

 

夏休み前の楽しいひと時でした(*^_^*)

今年は、8月1日から31日までが夏休みとなります。
普通は休みが長いと喜ぶのでしょうが、子ども達は口々に、「長すぎるよ~、早く夏休みが終わらないかな」とか「みんなに会えないのはさびしいな」とか「夏休みに登校しましょうよ」など、休みを喜ぶよりも、ライズに来るほうがいいような発言。
こんな言葉が聞けることはとても嬉しいなぁと、ほのぼのしてしまいました。
みんなが夏休みの間、よりよい環境を作れるようスタッフは頑張ります!!

みんなも怪我や事故にはくれぐれも気をつけて、よい夏休みを過ごして下さいね。


【ライズ学園夏休み期間中のご連絡は、二の宮事務所にお願いいたします。029-856-8143 】

地質標本館に行ってきました(ライズ学園日記)

カルチャー教室として、みんなで 地質標本館 に行ってきました!

ガイドは、玉生志郎(たまにゅうしろう)さん。

2年前にライズ学園で地質標本館に見学に行ったときに、地質標本館のスタッフとしてガイドをしてくださっていた玉生さんが、縁あってライズの理科担当スタッフになってくださり、 普段の理科の授業ともからめて、館内をガイドしてくださいました。

【日本列島の震源分布図】

天井に展示された、大小の銀色の玉や赤く点灯した玉。

「みんなは今、地球の中から表面を見ています!」
なんとなく上を見上げていたみんなはびっくり。

途端に「熱い熱いっ」と地球の内部にいる自分を想像し始めた小学生K君。
みんな笑いながらも、その臨場感に浸ってしまいました。

さらに玉生さんのご指示でスタッフの方がスイッチを入れると・・・
なんと、東日本大震災のときの震源地が点滅。

ここから南北500km、東西25kmの断層が広がっていきました。



【牡鹿半島のジュラ紀の褶曲露頭】

牡鹿半島にあるジュラ紀の大褶曲(しゅうきょく)の崖のレプリカ。
東日本大震災の震源地に最も近く、約10mの津波に襲われた中でも、幸いに昔のままに残っていたそうです。
歴史を感じさせますね。



【活断層の剥ぎ取り標本】

諏訪湖の近くの糸魚川―静岡構造線沿いで調査された、活断層の剥ぎ取り標本。
ここでは少なくとも過去5回の活断層が周期的に発生したことがわかります。
高くて大きい標本の全体と部分を眺めるために、みんなそれぞれの立ち位置で行ったり来たり!
ちなみにこれは、階段を少し上がったところにいた子ども達目線で撮った写真です。


【タイムトンネルとアンモナイト化石】

化石や岩石を並べて、地球の歴史が表現された「タイムトンネル」!
自由に触れられるように展示されているアンモナイト化石もあり、特に高校生のK君は、一生懸命に触れて感じていました。


【地質図】

地質調査所で作成されている100万分の1縮尺の日本列島地質図を基に作られた標本。
地質図は、地表の草木や土壌を削り取って、その下に顔を出している岩石を種類わけして色分けしたものなのだそうです。
大断層である構造線も展示。
日本列島って、「地質」から見るとこんな風に分けられてるんだなあと、ほとんどの子が飽きずに眺めていた展示。 
人間が引いた線ではないという意味でも、とても新鮮でした。
玉生さんが地学の道を志すきっかけにもなった図だそうです。



その他様々な展示を見せてもらいましたが、1時間半はあっという間。
まだまだ見たいところ、聞きたいところもたくさんあった様子のみんな。
地質標本館の魅力は尽きません。
また是非行きましょう☆

いまやライズの理科スタッフとしてその授業が大人気の玉生さん。
ライズを支えてくださっている様々な方との縁が、玉生さんをライズに呼び寄せてくれたんだなあと思います。
玉生さん、ありがとうございました。またよろしくお願いいたします!

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ライズタイム「サイコロトークで知り合おう!」をしました(ライズ学園日記)

2013年6月26日

今日は、6月のライズタイムとして「サイコロトークで知り合おう!」というゲームをしました。
5月のライズタイムでは、こどもたちがお互いを知るきっかけを作るために、自己紹介カードを作りました。
今回は、5月の発展版といった感じです。普段あまり話さないようなことを話しながらお互いのことをより深く知ることができたら・・と思って企画しました。


まずは、ゲームの内容の説明です。
サイコロをひとりひとりが順番にふっていき、出た目のテーマについて話をするというものです。
発表者が話をしている時は、他のメンバーはしっかり聞く姿勢でいること・発表中は茶々をいれたりせず、発表者が話しやすい雰囲気をこころがけること・発表がおわったら質問も含めフリートークをするということをルールとしました。


そして、いよいよゲームがスタート!
Kさんがトップバッターでサイコロをふりました。 出た目は、5。 お題は、「好きなスポーツは?」というものでした。

「ドッチボールが好きです。中の人をあてた時、なんともいえない爽快感があるから。・・・」など話をして、「実は、こうみえて運動は苦手なんです。」という爆弾発言が。聞いていたみんなは一斉に「え~~~!!??」と驚いていました。だってスポーツの時間に、はつらつと動き回っているKさんだから。
こんな意外な発言が出て、友達の知らなかった一面が見えるのが、このゲームの醍醐味なのですね(*^_^*)

Yくんは、「何だ、それ!」というお題でした。
「鎖国時代に日本をせめてきたオランダ軍。日本側は「言葉が通じない」といって断ったけど、オランダはそれを予測していて、ちゃんと通訳を連れてきていたので断れなかった。」というエピソードを話しました。歴史に詳しいYくん。「他にはね~」と次々と歴史ネタを披露してくれましたよ。
聞いているみんなは「へえ~!」という関心の声をもらしていましたよ。


Kくんは、「行って見たいところ」というお題で話をしました。
八重の桜が好きなKくん。「合津若松にいってみたい。今大河ドラマを撮影しているし。食べ物も美味しいらしい。」と発表しました。みんなから合津若松について質問がでて、ご当地ゆるきゃらの説明をしたりと話に花が咲きました。話をしているうちにKさんの田舎が合津若松であることがわかり、Kさんから「いくなら桜の時期がおすすめだよ!」などと耳寄り情報が。Kくん、前のめりになって聞いていましたよ。

スタッフももちろん参加。
北村さんが「将来なりたいもの」について話をした際に、「食品サンプルをつくる職人さんになりたい。サンプルを見ていると癒されるんです!」と発しました。他のスタッフも子ども達も「え~!そうだったんだ!」とびっくり!
普段はクールな北村さんの意外な一面を垣間見ることができました(^-^)


Kちゃんがまとめてくれたホワイトボード。
話を聞きながら上手に言葉をまとめてくれました。すごい才能です!

トークが進むにつれて盛り上がり、あっという間に時間がすぎました。
最後は、子ども達のひとこと感想タイム。
「ふだんなかなか話さない内容のおしゃべりができて、よかった。」
「今日参加できなかったメンバーもいるから、また後日のフリータイムに第二回をしたらいいのではないか。」
などという声があがりました。

こどもたちのリクエストもあり、翌週月曜日に第二回が開催されました。
今後もいろいろなメンバーを交えて、ゲームができたらと思っています。
(スタッフ大嶋)

田植えに参加しました!~ライズ学園日記~

5月26日、毎年恒例の自然生クラブさん主催の田植えに行ってきました。

朝方、筑波山に雲がかかり、今日はくもりかな?と思っていましたが、ライズ学園のみんなが筑波山のふもとに着くころには雲が晴れて、絶好の田植え日和になりました。

すでにたくさんの人が集まり、田植えをスタートさせていました。

筑波山の淡いをバックに、水が入れられた泥田にひと束ずつ丁寧に苗を植える人々。とても美しい光景です。日本にうまれて本当によかった!

さて、ライズ学園のみんなも作業スタート!
                              

2人ペアになって、マルチシート(虫よけシート)をはり、その上から稲を植えていきます。

小学生YくんとKくんペア。息ぴったり(?)でどんどん苗を植えてすすめていきます。Yくんは今年で田植えは7回目だとか。とても頼りになる存在です!

Kくんは、今年で2回目。タガメや様々な水生昆虫に大興奮しながら、楽しそうに作業していました。Kくんのお父さん、お母さんも「わたしたちもすっかりライズの一員だな」などといいながら、

熱心に作業をされていました。

中学生YさんとKさんペアは、元気いっぱいおしゃべりしながら田植えをしていました。

中学生Mさんは、初参加。体調が万全ではない中、頑張って参加し、みんなの写真を(おもしろおかしく)撮影してくれました。

集中して作業しているとあっという間に午前中がすぎて、お昼ご飯タイムに。

自然生クラブのみなさんお手製のお料理お数々!

「きれいな景色をみながら、こんな美味しい料理を食べられるなんて幸せだな~・・」「トマトが美味しい!たまねぎも!」などといいながら、みんな美味しそうにほおばっていました。

田楽の舞をみながら、ゆっくりお昼休憩。

                       

小川にはいってカエルをとったり、土手をジャンプしてわたってみたり・・。

ここにくるとなぜかみなほぐれた良い表情になる気がします。美しい景色の中で、気持ちが解放されるのでしょうか(*^_^*)

さて、休憩のあとは午後の作業スタート。残すは田んぼ半分です。

今年は、人数がやや少ない上に男性が少なく、一人ひとりの作業は例年より多いです。午後からだんだん日差しが強くなってきて、気温も上がり、結構な重労働です。

それでもみんな休むことなく頑張って作業をすすめました。

午前中の作業を終えた時点で、「午後はもうやらないよ」と言っていたYさんも、頑張っていましたね。

もう少しでフィニッシュ!というところで泥に足をとられ、尻もちをついたYくん。下半身は泥だらけ!たすけ起こそうとしたKくんと北村さんも泥まみれに・・。

「あ~~~~! 汗 怒」とへこみながらも作業をつづけ、すべてやりきった後で小川に洗いに行っていました。素敵ですね。

小野村先生も加わり、みんなで力をあわせて田んぼ一面、やりきりました! できあがった田んぼはとても綺麗で、みんな達成感を感じたのではないでしょうか。


参加したみなさん、本当におつかれさまでした。


そして、自然生クラブのみなさん、ありがとうございました!