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ライズ学園日記
雑巾を縫って被災地へ届けました~ライズ学園日記~
常総地域を襲った豪雨水害 から1か月が経ちました。
その間、ライズ学園のライズ学園の子ども達とともに、浸水した事務所の片付けのお手伝いに行ったり、清掃用の雑巾作りを行いました。
雑巾を作った際の様子を、K君がまとめてくれました。(国語「分かりやすく説明しよう」の授業として取り組みました)
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ライズ学園にいる僕達が、常総市で起きた災害で水道や電気が使えない人達のために、雑巾を作りました。
これが雑巾を皆で作っている全体の様子です。
絵画造形の授業から昼食の時間まで約一時間半かけて、11人で作りました。
材料のタオルは生徒の親と、その知り合いの人達が用意してくれました。
最初はタオルを半分に折り、折った線に沿ってはさみで切ります。
バケツリレーみたいに行いました。
もちろん、簡単でした。スタッフといっしょに沢山、切りました。
次にさっき、切ったタオルを縫いました。
ある人は、どうしたら効率よく縫えるか考えながらやっていました。
またある人は、最初スタッフに教えてもらい、その後一人で真剣に縫いました。
手縫いをするのが久しぶりなので緊張しましたが、最初は先生と一緒にやって、次は一人でやって、うまくできて良かったです。
手縫いではなく、ミシンで縫った人もいます。
ミシンの糸が絡まっているため調子が悪いのですが、ミシンの調子を整えながら諦めずに縫いました。
これは僕達が縫った雑巾です。沢山、作れました。横から見てもそうです。
被災地にいる皆さんのお役に立てたら光栄です。
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その後、雑巾は つくば市民大学さん にお届けし、つくば市民大学のスタッフの方が、常総市にある茨城NPOセンター・コモンズ常総事務所(たすけあいセンターJuntos)に届けてくれました。
★ 届けてくださった時の様子は、つくば市民大学さんのブログでご覧いただけます http://blog.universitas-tsukuba.org/
現在、つくば市民大学さんでは、常総地域豪雨水害を受け、支援活動【Juntos! マッチング・プロジェクト(JuMP)】を行っています。
また、茨城NPOセンター・コモンズさんのホームページでは、常総市の現状を伝えています。災害から1ヶ月が経ちますが、まだまだ大変な状況です。
ライズ学園でも子ども達のともに、引き続きお手伝いをしていきたいと思っています。
みなさまもぜひご協力をお願いいたします。
ライズタイム「防災と食」~ライズ学園日記~
ライズタイム、本日のテーマは「防災と食」。
被災初期の食、中長期的な避難生活における食-。
いくつかのステージを想像しながら、家族の一員として各家庭の備蓄品を見直せるようになること、を目的としました。
12時40分。
授業終了後、本当だったらお弁当の時間ですが、
被災して避難所に行ったことを想定。
空腹状態で乾パンを食べる体験。
昨日まで、「乾パンなんて食べたくない」「食べたことない」という子が多かった中、
「おいしい!」「意外といける!」用意した缶はあっという間にからっぽ。
水分が少ない乾パンの缶の中に、氷砂糖や金平糖が入っている意味について考えたり、
次への布石となる野菜ジュースを飲んでみたりしながら、
「これが1食分だったらどうだろう?」「何食までいける?」とそれぞれ想像しました。
災害のステージについてのスライド。
避難生活が中長期的になった場合の、栄養の偏りの問題について知りました。
ポリ袋でつくる「切干大根とわかめのポン酢あえ」
切干大根は、災害時に不足しがちな食物繊維・ビタミン類を総合的に補うことができる食品とのこと!
しかも作ってみたらとてもおいしくて、「普段の食事でも食べたい」との声も。
待ちに待ったお弁当タイム。
毎日の食事のありがたみが感じられます。
最後は、スタッフ大嶋家の備蓄品ビフォアアフター!
乾パンと水だけだった備蓄品にこんなにたくさんの追加提案。
日常で使いながら回していく方法です。
様々なものを手にとりながら、自分の家族のことを考えている子ども達。
頼もしい限りでした!
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常総市で被災された方の生活も、すでに3週間が経過しました。
様々なつながりに思いを馳せながら、子ども達とともに「自分にできること」を増やしていけたらと思います。
ライズ学園では、認定NPO法人茨城NPOセンター・コモンズさんからの情報を、引き続き確認、掲示していきます。
http://www.npocommons.org/
理科実験の様子(ライズ学園日記)
初めまして!!
OCP活動で筑波学院大学から来ました一村が、理科の実験の様子~でんぷんとブドウ糖どっちの粒が小さい?~をお伝えいたします。
今回は
①コーヒーフィルターを使ってでんぷんとブドウ糖をろ過、フィルターに残ったものの味とフィルターを通したものの味の違い
②セロハンを使ってセロハンを通り抜けたものと通り抜けなかったものにヨウ素液を入れたときの反応の違い
この2つの実験を行いました。
まず1つ目の実験です。
1.細かく砕いたブドウ糖をフィルターの中へ
「甘い!!」と皆さん言っていました(*^_^*)
2.その中にコーンスターチ(でんぷん)投入!
そしてまたまた味見!皆さん「粉っぽーい」と言って水道へ(^_^;)
3.そして水を入れていきます。
4.ぐるぐる混ぜて水がすべて紙コップに移るまで放置
5.紙コップ内の水・フィルターに残ったものそれぞれ味見
「水のほうが少し甘い気がする・・・」という意見が出て
フィルターを通り越していったものは甘いブドウ糖
通り抜けなかったものはでんぷんかな?ということで
1つ目の実験の結論 フィルターを通り越したのはブドウ糖?
となりました!!
次に2つ目の実験です。
1.またまたブドウ糖を細かく砕き
2.紙コップの中にでんぷんとブドウ糖を入れ水で溶かします。
ここでハプニング!!でんぷんを入れるときにこぼしてしまいテーブルなどなど粉まみれに(^_^;)
みんな協力して素早くそうじをし、すぐきれいになりました!!
3.セロハンで2で作った水溶液を包み容器の中に入っている水のなかへいれる
ここがみんなを見ていて一番面白かったです。
いろんなタイプの人が見受けられました。
4.しばらく置いたあと、セロハンの外側にヨウ素液をたらし反応が起こるか見ます
※でんぷんがあるとヨウ素液が反応し、うすむらさき色になります。
反応見られず・・・
5.そのあとセロハンの内側にヨウ素液をたらし反応が起こるかまたまた見ます
ということで
2つ目の実験の結論セロハンの内側はでんぷんだけど外側はでんぷんではない?
となりました!!
「ベネジクト液があれば外側は本当にブドウ糖が出てるのかわかるんだけどね・・・」と先生
以上の2つの実験から セロハンやフィルターの外側にあるのはブドウ糖ということが言えるので
ブドウ糖の方が粒が小さいという結論になりました。
コーヒーフィルターやセロハンのような粒が小さくないと通り抜けられないところも軽々と通り抜けられる
ブドウ糖。
これだけ小さな粒だとすぐ体に吸収されそう・・・だから人間はでんぷんをブドウ糖に変えるんだなと思った一村でした。
実験植物園に行ってきました~ライズ学園~
6月22日に、カルチャー教室で、つくば市にある筑波実験植物園に行ってきました。
ライズ学園で理科を担当してくださっている玉生さんのコーディネートで、園内にある様々な植物を観察しました。
ちょうど「めずらしい植物展-ヘンテコリンな植物 勢ぞろい-」の企画展が行われており、それを見ることも目的の一つでした。
当日の様子を、ライズ学園の新キャラクター かっぱ 巻夫部長さん に報告してもらいます。
(かっぱ 巻夫部長さんは、ライズ学園のある子から生まれたキャラクターです。)
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お初にお目にかかります。かっぱ 巻夫部長です。
お気軽にかっぱ部長と呼んでください。
本日はかっぱが皆様にご報告を、と思いまして出させていただきました。
以後お見知りおきを。(下、かっぱの写真です。)前置きが長くなりましたが、本題に入ろうかと思います。
えー、実は水無月(六月)の22日にかっぱとライズ学園の皆さん、それとコーディネーターの玉生氏で筑波実験植物園に行って参りました。(こんな感じ。かっぱは写っていませんがあしからず。)
企画展の「めずらしい植物展」(『変』がテーマだそうで…)がやっていることもあり行ってきたのですが…
いやー、恐ろしかったですね…かっぱ、下の植物に溶かされかけましたよ…ハハハ
まあでも、途中でセミを見つけたり、きれいな花があったり、充実した時間でしたよ。
変な植物も溶かされたことを除けばとても興味深かったですし、楽しかったですよ!
皆さんも興味津々でしたし、かっぱ、大満足‼
最後に各々の思うベスツ・ヘンテコリン植物を5つずつ投票して、帰ってまいりました。
かっぱの更新が遅く、残念ながらもうめずらしい植物展は終わってしまいましたが、かっぱたちが投票してきたベスト・ヘンテコリンの結果が出ているらしいです!
筑波実験植物園のHPから行ける、「こんにちは植物園です」という名前のスタッフブログで見られるらしいので、気になった方はぜひアクセスしてみてください。
えー最後に、素晴らしい植物を見させてくれた筑波実験植物園さん、案内してくれたコーディネーターの玉生氏、ありがとうございました。
それではみなさん、また今度‼
by かっぱ 巻夫部長
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ライズ学園オープンスクールのお知らせ
今年度1回目のライズ学園オープンスクールを実施することになりました。
子ども達が畑で育てたジャガイモを収穫し、それを使って調理実習を行います。
参加ご希望の方は、必要事項をご記入の上、FAXまたはメールにてお申し込みください。
1 目 的
ライズ学園の活動に対して広く外部に意見を求め、活動の質を高めるとともに、周囲の学校等教育機関との連携を強化する。
2 日 程
平成27年7月29日(水) 13:15~15:30 調理実習の様子を公開後、説明会
3 場 所
市民ホールやたべ調理室(茨城県つくば市谷田部4711番地)およびライズ学園教室(茨城県つくば市谷田部2983番地)
4 内 容
ライズ学園の活動見学(30分程度)およびライズ学園についての説明会
5 参加対象及び定員
保護者、および小・中学校に勤務する教職員ならびにスクールカウンセラー等 10名程度
6 参加費 無料
7 その他
参加をご希望の方は、下記の申込用紙に必要事項を記入の上、NPO法人リヴォルヴ学校教育研究所事務所まで、FAXまたはメールにてお申込みください。FAX、メールのない方は電話でも受付いたします。
・オープンスクール参加申し込み書(PDF)
・メールでのお申し込みはこちらから
小さなラブ&リー農園体験2015春~ライズ学園日記~
すっかりご無沙汰をしてしまいました。ライズ学園日記、更新が遅れて申し訳ありません。
1ヶ月前の出来事になってしまいますが、小さなラブ&リー農園体験【2015年春】の様子をお知らせします☆
2015年5月27日(水)
やってきました!小さなラブ&リー農園。
5月の晴れ間。暑いくらいの日差しとさわやかな風?(強風)の中、みんな大好き糸永さんのご協力のもと、ライズ学園の子ども達が農園体験をしてきました。
今回の目玉は、My農園プロジェクト!
糸永さんが子どもたちのために、マルチを張った区画(1人24穴)を用意してくださっていました。
子ども達は事前に、自分の区画に何のタネをまくか、そこを何というスペース名にするか、各野菜をどう調理できるか、収穫時期はいつ頃か、などを考えたり調べたりしてから、本番にのぞみました。
小さなタネの一粒一粒が強風で飛ばされないように、カップの中に少しだけ水をはって、糸永さんからタネを1種類ずつもらっていきます。
恒例の野菜しゃぶしゃぶ!
子ども達、ここでは本当に良く野菜を食べます。
【ビフォー】
【アフター】
【そのまたアフター】
汁までこぞって飲みきりました。。
この後は、みんなでさつまいもの苗植えをさせてもらいました。
落花生のタネまきも、いつの間にかベテラン2人組がしてくれていていました。
「もうベテランですから~」
その後、農園観察会を実行!
いろいろな果実の赤ちゃん、土の上や下でぐんぐん育っている野菜たちを見て感じる時間。
収穫物を得るまでに糸永さんがどんなにたくさんのことをしていらっしゃるのかもわかってきます。
この小さなラブ&リー農園の中に、たくさんの生命が循環しています。
観察会最後の到着駅は、「ユスラウメ(梅桃/桜桃)」前。
みんなの食いつきっぷりに糸永さんもびっくり!
迎えに来てくれた小野村先生の言葉を借りれば、「まるでムクドリの大群のよう」でした。
みんなが自然から大きなパワーをいただいて、キラキラ輝いていました☆
糸永さん、いつも本当にありがとうございます。
またよろしくお願いいたします。ライズ学園一同
3月8日(日)リサイクルマーケットに参加します~ライズ学園日記~
今年度もライズ学園の子どもたち・スタッフ・保護者の方々みんなでリサイクルマーケットに参加することといたしました。
売り上げはライズ学園の子ども達が取り組んでいる被災地支援活動やライズ学園運営に役立てたいと思います。
お近くの皆様、是非お運びください!!
日時: 3 月 8 日(日)雨天中止 開店 10:00 ~ 閉店 14:00
場所:つくば市中央公園 水のひろば (水上レストハウス前):茨城県つくば市吾妻2-7-5
主催:つくばリサイクルを推進する会
☆ライズ学園の子ども達や保護者の皆様に、スタッフとしてのお手伝い、品物の提供などご協力をお願いしております。詳細はお問い合わせください。
☆在園生・OBの親同士の情報交換の機会にもなりますので、お時間のある方は是非ご参加ください!
ライズ学園オープンスクールのお知らせ
皆さまからのご要望にお応えし、今年度2回目のライズ学園オープンスクールを実施することになりました。
参加ご希望の方は、必要事項をご記入の上、FAXまたはメールにてお申し込みください。
1 目 的
ライズ学園の活動に対して広く外部に意見を求め、活動の質を高めるとともに、周囲の学校等教育機関との連携を強化する。
2 日 程
平成27年2月25日(水) 13:15~15:30 調理教室の様子を公開後、説明会
3 場 所
市民ホールやたべ調理室(茨城県つくば市谷田部4711番地)およびライズ学園教室(茨城県つくば市谷田部2983番地)
4 内 容
ライズ学園の活動見学(30分程度)およびライズ学園についての説明会
5 参加対象及び定員
保護者、および小・中学校に勤務する教職員ならびにスクールカウンセラー等 10名程度
6 参加費 無料
7 その他
参加をご希望の方は、下記の申込用紙に必要事項を記入の上、NPO法人リヴォルヴ学校教育研究所事務所まで、FAXまたはメールにてお申込みください。FAX、メールのない方は電話でも受付いたします。
・オープンスクール参加申し込み書(PDF)
・メールでのお申し込みはこちらから
雲外蒼天 新年おめでとうございます
雲外蒼天
文部科学省はフリースクールについて「就学義務や公費負担の在り方を含め検討する」との方針を打ち出しました。新年はライズ学園にとっても、変動の一年となりそうです。
昨春は、10年近くもサポートを続けてきた子ども達が経営や美術、工学など、それぞれに大学進学を果たしました。私達は子ども達の明るい未来を信じて、今後も微力を尽くす所存です。
新年も変わらぬご支援のほどお願い申し上げます。
平成27年1月 認定NPO法人リヴォルヴ学校教育研究所
理事長 小野村 哲
小さなラブ&リー農園体験に行ってきました~ライズ学園日記~
青い青い空のもと、本日も小さなラブ&リー農園で、農園主の糸永さんとともに素敵な体験をさせてもらってきました!
はじめはサツマイモ掘りから。
地中にしっかり埋まっているサツマイモ。
「そんな風にひっぱったら途中で折れちゃうよ!」
「もっとまわりの土を掘ってから抜こう。」
協力しあって掘り起こしました。
お次はサトイモ。
みんなの背丈ほどの大きな茎(とあったはずの葉っぱ)の下に、どんなふうにサトイモがなっているのかな?
大きな親いもにボコボコとくっついている子いもを、1つ1つ手で収穫していきました。
そろそろお腹がすいてきました。
事前に農園主の糸永さんが届けてくださっていたサトイモに触れながら、どんな風に調理できるかなと考えたみんな。
サトイモを皮つきのままゆでて、皮をむき、いろいろなタレや調味料につけて食べてみることになっていました。
糸永さんが用意してくださった、朝獲りのお野菜と豚肉の恒例「野菜しゃぶしゃぶ」とともにいただきました。
「柿をむいてもいいですか?」
「大根はピーラーでむくと火が通りやすいしおいしいよ。」
農園キッチンで自ら動いて食卓を用意していくみんな。
そんなみんなを見て、糸永さんが即席で、「柿サラダ」を作ってくれました。
これがまた絶品!
「おいしいー」が連発されていました。
さあ、まだまだ食べるぞ。
洗って包んで焚火の中に入れておいたさつまいもが、そろそろできあがる頃。
仙人Hくんがふーっと息を吹きかけると、煙がぼわっと広がって・・・
ほくほく焼き芋のできあがり(^_^)/~
ちなみに、焼き芋に使った落ち葉は、みんなが地域のために谷田部の千歳通りを掃いて集めたものでした。
楽しい時間はあっという間に過ぎて、気づいたら本日の植え付け作業が終わっていない!?
「お客様の時間は終わり。ここからはちゃんと仕事しますよ。」
素晴らしい、Y君のツルの一声。
春においしくいただいたイチゴを、今度は植える番。
ライ麦の種もまかせてもらいました。
畑に線を引いて、そのうえにまいたライ麦の種。
ライ麦ができたらあることに使う予定だそうです。
春までのお楽しみ。
ありがとうございました。また来ます。