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ライズ学園日記

現地で子ども達の支援にあたる皆様へ~必要とされる文房具の種類、数等を、お知らせください~

NPO法人リヴォルヴ学校教育研究所
理事長 小野村 哲 

 NPO法人リヴォルヴ学校教育研究所では、東日本大震災被災児童生徒支援のための、文房具収集にあたっております。すでに多くの方々から物資をお送りいただいておりますが、より多くの子ども達の手に必要とする文房具を届けるには、皆様のご協力が不可欠となります。
 現地で子ども達の支援にあたる皆様には、必要とされる文房具の種類、数、お届け先、使用目的等を、NPO法人リヴォルヴ学校教育研究所までお知らせください。全国の皆様からお送りいただいた品々を取りまとめ、お届けさせていただきます。
 お問い合わせは、下記までお願いいたします。
 
  リヴォルヴ学校教育研究所二の宮事務所
  〒305-0051 つくば市二の宮4-3-2 二の宮コーポ C‐101号
  TEL 029-856-8143     FAX 029-896-4035
  Email お問い合わせフォームより
 
 なお、個人としてのご希望には応じかねます。また、お知らせをいただいても、ご要望にお応えできないこともございますので、ご了承ください。

○ 現在、収集を行っているのは、えんぴつ、色えんぴつ、ノート、消しゴム等が中心です。
○ その他の文房具をご要望の場合は、早めにお知らせください。インターネットを通じて、全国の皆様にお声掛けをし、当法人にてまとめてお届けさせていただきます。

文房具等をお送りいただいた皆様へ

NPO法人リヴォルヴ学校教育研究所
理事長 小野村 哲 

 東日本大震災被災児童生徒支援のための文房具収集にあたり、すでに多くの皆様から、数多くの文房具をお送りいただきました。心からのお礼を申し上げます。
 本来であれば、お一人一人にお礼を申し上げるべきところですが、書中をもってこれにかえさせていただく失礼をお許しください。お問い合わせに関しては、できるだけすべてにお答えさせていただくようにしておりますが、これも間に合わなくなりつつあります。よくあるお問い合わせについては、別にまとめさせていただきましたので、どうぞ、ご容赦ください。

 私自身、昨日は福島県いわき市まで、物資のお届けに伺ってまいりました。倉庫には全国の皆様から届けられた物資が山積みにされていましたが、2日ほどで循環しているとのお話しでした。まだ、学用品にまでは手が回らないというのが現状のようでもありました。

 今後は、関係者と直接連絡を取ってニーズを確認し、情報をWeb上でお伝えしてまいります。私達にできることにはおのずと限度がありますが、皆様のお心に背かぬよう精一杯努めさせていただきますので、今後ともご協力お願い申し上げます。

被災地に送る文房具リストに「算数セット」を追加しました

 
 東日本大震災被災地の子どもたちのために文房具をお送りいただく中でお問い合わせの多かった「算数セット」について、現地のニーズが確認できましたので、新たにリストに加えさせていただきました。「算数セット」は、子どもたちが足し算・引き算等をわかりやすく学ぶために、数え棒や数字カード、手動時計等が入っているものです。お送りいただく場合には、中身がすべてそろったものをお願いいたします。

「東日本大震災被災地の子ども達に、文房具を届けよう!」

東日本大震災被災地の子ども達に、文房具を届けよう!

本プロジェクトの詳細は、下記URLに移動しました。
お手数ですが下記URLをクリックして情報をご覧ください。

https://rise.gr.jp/bungu_pj 「東日本大震災被災地の子どもたちに文房具(学用品)を届けよう!」

このたびの震災に際して

リヴォルヴ学校教育研究所 
代表 小野村 哲

 このたびの震災に際して、ご心配をいただき心からお礼申し上げます。
 ライズ学園では授業の最中でした。コピー機が跳びはね、本棚が倒れるなどいたしましたが、子ども達にもスタッフにも怪我はなく、明日3月18日から通常どおり開級の運びとなりました。
 事務所も通常通りの業務を再開いたしました。教材等をご注文いただいた皆様には、発送が遅れるなどご迷惑をおかけいたしておりますこと、お詫び申し上げます。

 我が家の次女は、歩道橋の上で震災に見舞われたそうですが、ピアスをつけて髪を逆立てた若者が、とっさにお年寄りのそばに駆け寄り、わが身でかばうようにしている姿に心を打たれたそうです。被害に遭われた皆様には、かける言葉もございませんが、このような若者たちの話を聞くと、勇気づけられます。

 リヴォルヴ学校教育研究所でも、同じ地域で活動を続ける他のNPOと力を合わせ、震災地域の復興に貢献をしたいと考えております。そして、これからの社会を担う子ども達の豊かな学び、育ちを支援し続けてまいりたいと存じます。

 なお、認定NPO法人「茨城NPOセンター・コモンズ」では、支援が遅れがちな茨城県県北地域、福島県いわき市の支援活動に取り組んでおられます。「現地の『NPOウィラブ北茨城』と、いわき市で支援活動している、『いわきNPOセンター』と連絡が取れ現地のニーズを把握できました。いずれも受け入れ態勢があり、ここを拠点にすれば、物資が届きにくい福祉施設などへの支援ができます」とのことです。
 当面、必要なものとしては

① ガソリン(被災地内と被災地との往復の分)灯油(暖房用)の確保
(例 10リットルずつでも、多くの人・団体が出し合う、など)
② 物資などの運搬、車両・運転手の提供
③ 物品の提供(米、おかず、副食品、紙おむつ、水なしシャンプー、缶詰、風邪薬、防寒具、カセットコンロ、簡易レインコートなど)
④ 農家から提供される野菜の収穫や物資積み込み作業の手伝い
⑤ 福島などから避難する要援護者の一時受け入れ
⑥ カウンセリング、通訳、マッサージなどの専門的サポート
⑦ 上記活動を応援する募金
⑧ 上記活動に協力する人・団体のよびかけ

などが挙げられています。
 「原子力事故により、いわき方面に向かうことには一定の危険性が伴います……支援の方法やタイミングは慎重に検討しますが、皆様の協力可能性は早めにお知らせいただきたい」とのことでもあります。
 皆様の、ご協力とご支援をお願い申し上げます。

本件に関する連絡先
茨城NPOセンター・コモンズ  県北・福島被災地支援活動係
 TEL:029-300-4321  MAIL :info@npocommons.org
 支援活動の詳細はhttp://www.npocommons.org

【ホープ茨城募金】 震災に取り組む茨城の市民活動支援募金にもご協力を
  (1口千円 何口でも結構です)
 ■郵便振替 00160-7-46911 茨城NPOセンター・コモンズ
  *通信欄に、『ホープ茨城募金』とご記入ください。
 ■中央労働金庫 水戸支店 普通 6776371
  茨城NPOセンター・コモンズ 代表理事 斎藤 義則
 ■常陽銀行 本店 普通 1978796
  特定非営利活動法人 茨城NPOセンターコモンズ 代表理事 斎藤 義則
 ※銀行にお込みいただいた方は、お名前と電話番号等のご連絡先を、茨城NPOセンター・コモンズまでご一報ください。

3月18日(金)ライズ学園開園のお知らせ

ライズ学園は、3月18日(金)から通常通り開園をいたします。
今後の予定は下記のとおりです。

・18日(金)午前中:教室片付け、午後フリータイム
・22日(火)午前中:絵画造形 午後:お楽しみ会
 ※ お楽しみ会では、簡単なおやつを作る予定ではおりますが、お弁当はご持参いただけますようお願いいたします。
 ※場合によっては午前中で閉園することもあり得ます。保護者の方にはいつでもお迎えに来ていただけるご用意や交通機関のご確認をお願いいたします。

・23日(水)~4月7日(木)春休み

3月16日(水)までライズ学園臨時休校のお知らせ

3月11日(金)に発生した地震に伴い、3月16日(水)までライズ学園を臨時休校とすることを決定いたしました。
金曜以降につきましては、状況を見ながら改めてご連絡いたします。

はがし絵(ライズ学園日記)

 今日の絵画造形の時間は、講師の平石さん発案による「はがし絵」!

ライズ学園 はがし絵2
ボール紙をはがして、そのはがし紙を好きなところにもう一度貼り直す、という作業。
はがしているうちにみんな楽しくなってきて、おしゃべりも弾みます。

はがした跡形や、貼り直した後の模様は、偶然性の高いオリジナル作品に。

ライズ学園 はがし絵6 ライズ学園 はがし絵1
「はがした後に貼らないほうが好き」とひたすらはがし続けていた人もいれば、

ライズ学園 はがし絵7
「ここに光ってる人がいて~ここに木があって~」とどんどんストーリーが湧き出してくる人もいれば、

ライズ学園 はがし絵4
「爪がつくれて足がつくれて」とけっこう計画的に絵を描く人もいれば、

ライズ学園 はがし絵3
「クレパスを削って色を重ねるんだ」とさらに抽象的な作品をつくる人もいれば、

ライズ学園 はがし絵5
はがせた四隅から森をイメージして作品「forest」をつくる人もいれば

ライズ学園 はがし絵8
はがすだけでなく斬新に切りとって形をつくる人も。

 同じ課題なのに、こんなにもみんなが違う作品をつくって、しかもお互いの作品を認め合えていて、スタッフは今日の課題にちょっと感動していました。
 平石さん、みんながのびのびと表現できる絵画造形の時間をいつもありがとうございます。

カルチャー教室 雪合戦

昨年雪が来られなくて残念だった雪合戦。
今年は、アクティブつくばのスタッフさんが北茨城から雪を運んできてくださり、本物の雪で雪合戦を行うことができました。

ライズ学園 雪合戦1  
雪玉製造機で雪玉を製造。
決まった大きさの雪玉が何個も出来上がります。
「冷たいけど気持ちいい!」

ライズ学園 雪合戦3
男の子たちは、合戦場の準備。
壁となる段ボールを組み立て配置していきます。

ライズ学園 雪合戦5 ライズ学園 雪合戦8
2チームに分かれて、しっかりとゴーグルつきヘルメットをかぶり、いよいよ雪合戦が始まりました!
雪玉にあてられないようにしながら、相手チームの陣地にある旗を取ったら勝ちです。


段ボールの後ろにかくれながら味方と連携プレーをしたり


雪玉を渡す係を作ったり

いろいろな作戦を立てながら1人1人が頑張ります。

ライズ学園 雪合戦8
最後の試合で旗をとったT君
満面の笑顔で 旗を高々とかかげていました☆

試合をするたびにフットワークやチームプレーが上達していくみんな。
雪合戦はとても楽しい思い出になったと思います。

アクティブつくばの皆さん、ありがとうございました。
またよろしくお願いいたします。

カルチャー教室「写真を『見る』・写真で『表す』」

本日のライズ学園では、写真家の田嵜 裕季子さんを講師にお迎えしてカルチャー教室が行われました。

ライズ学園 カルチャー教室7 ライズ学園 カルチャー教室9
最初は、田嵜さんの写真や別の写真家の方の写真をたくさん見せてもらいました。

廃墟のようなところに仮面をかぶった人が現れるモノクロ写真。
彼岸花が咲いてから枯れていくまでを表している合成写真。
殺される前の七面鳥、発酵するチーズとおいしそうな食卓の写真。
頭の中の記憶を表した、ゆらゆらした写真。

ぞくぞくしたりわくわくしたりしながら、みんなは食い入るように写真を見ていました。
「写真は事実を写すとは限らない」と田嵜さんは言います。写真からこんなにいろいろな感情が沸き起こってきて周りの人と話したくなるなんて、スタッフも初めての経験でした。

同時に写真も撮りたくなってきたみんな。幸運にも今日は晴天!
外に飛び出して撮影開始です。

【スポット1 いつもの神社】
ライズ学園 カルチャー教室11 ライズ学園 カルチャー教室10 ライズ学園 カルチャー教室1
いろいろな角度から風景や友達を撮影。

ライズ学園 カルチャー教室12
みんながこぞってパシャパシャと撮影を開始したその先には・・・


仮面をかぶった男(高校生K君)が!


つづいて
【スポットその2 谷田川沿い】
ライズ学園 カルチャー教室4
川の中に小さな箱型テレビが浮いているこっけいさにはまったり、
カモの表情を撮り続けたり、
「光の乱反射」のきれいさについて詩的に表現したり、
川の向こうを想像してみたり。

ライズ学園 カルチャー教室5 ライズ学園 カルチャー教室3

みんなが思い思いの被写体をとらえて会話をはずませていました。

いつもと違う道を通って、いろいろな発見もしたことでしょう。
次回は、そんなみんなの写真をみんなで鑑賞することから始まります☆

田嵜さんありがとうございました。次回もよろしくお願いいたします。