
「リサイクルマーケット」~中央公園 水の広場~
11月27日(日)
つくば駅近くにある中央公園水の広場でリサイクルマーケットに参加しました。
朝の8時30分からスタッフが列に並び、入場手続きを済ませていたので
搬入開始時間の9時30分からすぐ指定の場所まで商品搬入を行うことができました。
開店が10時ということで、その時間に合わせて開店準備をしましたが、
お客様は待ちきれない様子で、
準備中にご来店されるというような様子でした。
子ども達もじょじょに集まり始め、フリーマーケットの開始です。
YさんやAさん、Mさん家族など多くの保護者の方々が来てくださいました。
Yさんは
「いらっしゃい!いらっしゃい!」
と大きな声でお客さんに呼びかけ
お客様や周囲の出展者の方から
「元気だね!」
「商売上手だね!」
と声をかけていただきました。
Aさんもスタッフに
「これ高いと思う。だからもう少し安くすればいいと思う。」
周りの出展者の方たちの値段設定と比較しアドヴァイスをくれました。
Mさん姉妹も
照れながらも、鉛筆などの文房具を売ってくれました。
外国の方がお客様として商品を見にきてくださった時には
Sさんが
「50円って英語で何っていうの?」
「100円は?」
とスタッフに聞き、外国の方と直接値段交渉をしていました。
外国の方と物怖じせずに値段交渉をするSさん
その姿を見て、とても頼もしいと思いました。
翌日、Sさんは売れ残った鉛筆をこれからどのように販売していくか提案書を作ってきてくれました。
その気持ちに、とてもうれしくなりました。
ご来店くださった皆様方とご協力くださった保護者の皆様のおかげで
無事成功させることができました。スタッフ一同感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。
カルチャー教室「自分の色を見つけよう」~ライズ学園~
11月21日(月)
今回のカルチャー教室は
つくば市谷田部のライズ学園に
カラーコーディネーターの椎名敬子さんをお招きして自分に合う色探しをしました。
人それぞれ、パーソナルカラーという自分に似合う色をもっているみたいです。
色の三原色の「赤」「青」「黄色」をベースに他の色を混ぜた
「春」「夏」「秋」「冬」の色の傾向の中から見つけるそうです。
椎名さんの
「色の三原色はなんでしょう?」
という質問に
「赤と青と黄だと思います!」とすぐに発言するYさん
すぐ後に
「シアンとマゼンタとイエローだったかな?」
と小さな声でつぶやくKAさん。
赤と青と黄色をは知っていたけど
専門的な呼び方は知らなかったので、後で調べたら、その通り!
色彩に興味があるKNさん。
「赤でもいろいろな赤があるんだよ。」と赤の種類を教えてくれたことを思い出しました。
基本的な色の性質についてお話を聞いた後、
「パーソナルカラーを見つける」グループと「春夏秋冬の色の違いを見つける」グループにわかれ活動開始です。
「春夏秋冬の色の違いを見つける」グループでは、
ファッション雑誌の切り抜きを張り付けた画用紙20枚程を春夏秋冬の色にわけます。
「この人は半袖だから夏じゃない?」
とSさん。
「半袖は夏、コートを着ているから冬ではなく、色を感じてわけてみて。」
講師の方の言葉に混乱気味です。
洋服の機能面と季節を結びつけるのではなく、洋服の色と季節を結びつける作業は新鮮でした。
「コートだけど、明るい色だから春?」
「半袖だけど、木の葉みたいな色だから秋かな?」
色を基準にわけていくと、季節ごとの色の傾向が見えてきます。
「パーソナルカラーを見つける」場所では
椎名さんが子どもひとりひとりの首元に、春夏秋冬の色別の布地をあてていきます。
顔と布地の色を見比べて、似合うなと感じる色をみんなで探していきます。
「その色似合ってる!」
「えぇ~さっきの色の方が似合ってるよ。」
「じゃあ、こっちの色の場合は?」
「うん!すごい似合ってる!」
「本当だ!なんか似合ってる!」
子どもたちひとりひとりのパーソナルカラーが決まり
春の色は1人、夏の色は2人、秋の色は5人、冬の色は1人と
すべての季節にわかれました。
みんなにすごく似合う色が見つかってよかったね。
ひとりひとり似合う色が違うことを
椎名さんと一緒に活動する中で
少し感じることができたのではないでしょうか。
カラーコーディネーターの椎名敬子さん
大変お忙しい中ありがとうございました。
ライズタイム「インプロを楽しもう」~ライズ学園~
11月14日(月)
今回のライズタイムは
谷田部教室で「インプロ」をしました。講師は学園スタッフの定廣さんです。
インプロとは英語のimprovisation(インプロビゼーション)の略で
日本語では「即興」の意味があるそうです。
具体的には、与えられた条件や場面の中で、考え・感じたことを、発言したり行動したりすることです。
「今日はインプロをします。」
学園スタッフ定廣さんの言葉に子ども達は
「なにするの?」
「なにの呪文?」
と首をかしげています。
「まずは、ボールを使ってキャッチボールをしてみよう。」
大きくて軽いピンクのボールを使って、ゆっくりとキャッチボールのスタートです。
慣れてきたところで定廣さんが
「じゃあ、今度はボールを使わないで、キャッチボールをしよう!
言葉は使わずに、相手にボールを投げるよ!と合図をしてから投げてください。」
子ども達は投げる相手に向き合い、顔を見てアイコンタクトや人を呼ぶ身振りをして
相手への合図を自分なりに工夫して伝えています。
途中で投げるボールが大きくなったり、小さくなったり、重くなったり、軽くなったりしてとても楽しんでいました。
とても重くて大きなボールを受けとって、転んだふりをするSGさんも。
その後は、1人1枚トランプカードをひき、そのトランプの数を見ないで頭の上に掲げ、
自分の数より大きい数だと思う人には、うやうやしくあいさつを
小さい数だと思う人には友達感覚であいさつをするゲームをしました。
子ども達、スタッフみんなさぐりさぐりあいさつをしていきます。
自分の数が想像できない始めの頃は、ぎこちないあいさつをしていましたが
だんたんと自分の数が分かってくると、子ども達ひとりひとりが考えた行動をしていきます。
「ごきげんうるわしゅうございます。」
スカートの両端をちょっと持ち上げお姫様のようにあいさつするKAさん
「よっ!」
と本当の友達のようにあいさつするSNさんも。
与えられた条件や状況を楽しみながら、
自分なりに工夫してコミュニケーションをとり、表現することができました。
最後に、言葉カードを引いた本人に、周りの子ども達が声をかけ
その言葉を使ってもらうゲームをしました。
「どういたしまして」のカードを引いたSさん。
周りの子ども達が、一斉に「ありがとう」と声をかけますが、
Sさんは「え!?なに!ありがとう。」
となかなか「どういたしまして。」と言ってくれません。
スタッフのKさんが、Sさんの前に倒れ込み
手を貸してくれたSさんに迫真の「ありがとう。」
を言うと、Sさんは「いえ、どういたしまして。」
子どもたちは「やった~!」と拍手喝さい!
言葉を使わないコミュニケーションの楽しさや、相手の考えを推測する難しさを知ることができました。
帰りの掃除の時間に
「次はインプロいつやるの?」
とスタッフに聞いてきたYさん。
どうやら、子どもたちは次のインプロの時間が待ち切れないようです。
ハロウィンパーティー
10月31日はハロウィンの日、そこでライズ学園でもライズタイムとして「ハロウィンパーティー」を行いました。
この日の為にみんなで事前にオブジェを作り、教室内をハロウィン仕様に飾り付け、
満を持してのパーティーです。
スタッフ含め数人は、仮装をしての参加です。
魔女、大魔女、マッドハッター、ドラキュラ伯爵と、いつもとは違った姿にみんなで盛り上がったところで
クイズの始まりです。
日本でも徐々に定着しつつあるハロウィンですが、ハロウィンに関することは意外と知らないもの。
例えば、いつ、どこで始まったのか?
かぼちゃちょうちんにはどんな意味があるのか?
そもそもどんな意味があるのか?
などなど。
4つある選択肢から「これ」というものを選んで・・・
自分の選んだ番号がコールされると挙手します。
そんなクイズのなかから一つご紹介です。
Q1・日本語でハロウィンは何というか?
1・復活祭
2・万聖節前夜祭
3・聖霊降臨祭
4・収穫感謝祭
さて、みなさんはどれだと思いますか?
答えは・・・・・・・
↓
2でした!
こんな風に10のクイズに答えます。
外れるとがっかり・・・ですが、当るとガッツポーズや歓声が!
知らなかったことにふれて驚いたり納得したりのクイズでした。
それが終わるとジェスチャーゲームですがその前に・・・
これからジェスチャーするものの絵を皆で見ます。
魔女、クロネコ、カラス、魔法使い、こうもり、ミイラ、棺おけ、墓場、フランケンシュタイン、火の玉、魔法の杖、お化け屋敷などなど・・・
さて、全部見たところでゲーム開始です。
2チームに分かれて、順番に、それぞれ引いたカードの絵柄をジェスチャーで伝えます。
おしゃべり禁止なので体の動きだけで他の人に分かってもらわなければなりません。
絵柄のポーズをまねたり、その動物特有の動作をしてみたり、それぞれ工夫して伝えます。
魔女やミイラ、カラスなどにみんなでしばし変身の後・・・
2チーム同点だったので、どうするか検討したところ・・・
最後はスタッフのジェスチャーを早く当てたほうに得点が入ることにしました。
さてひいたカードは「棺おけ」
難しいカードでしたが、静かに寝転がったスタッフを見て、いくつかの単語に混じって「棺おけ!」の声が上がり、勝敗がつきました。
勝敗が決まったところで最後は、これぞハロウィンの決まり文句、
Trick or Treat!
といってお菓子をもらいます。
勝ったチームの人から順番に並んで
Trick or Treat!
かわいらしく袋詰めされたお菓子をもらって皆も嬉しそうです。
これでライズ学園のハロウィンパーティーはおしまいですが・・・・・
その後も一部の人は衣装を変えて仮装ごっこの続きをしたり、一緒にゲームをしたりと楽しげな雰囲気でフリータイムを楽しみました。
今年もハロウィンパーティーは大盛況!
みなさんのハロウィンはいかがでしたか?
フリータイム「リサイクルマーケットの準備」~ライズ学園~
11月16日(水)
フリータイムを利用して
「つくばリサイクルマーケット」に参加するための商品準備をしました。
11月27日(日)つくば市中央公園 水の広場で10:00~14:00までの開催時間参加します。
今回のリサイクルマーケットでの収益金は、東北関東大震災地域の学校へ寄付する予定です。
ライズ学園にある文房具類や、保護者の方々から集めた商品を販売します。
リサイクルマーケットに出品するために
「鉛筆は一本じゃ売れないよね。」
「消しゴム一個じゃ、高すぎる!」
との子ども達の声で、
鉛筆を10本束にしたり、消しゴムを3つずつ袋詰めしたりしました。
消しゴムを袋詰めする作業では、
1個1個の消しゴムの特長によって、袋詰めしていました。
鉛筆を束にする作業では、芯の濃度別に束分けをしました。
Sさんは、全体の束数を確認したうえで、販売価格を予想、総束数×販売価格を計算し、
全部売れたら何円になるかを明らかにしました。在庫管理と見積もりといったところでしょうか。
数学的な考え方を、生活の中で発揮していて、とても成長を感じることができました。
商品の値段設定では、Sさんがすごい速さで値段をつけていきます。
「これ50円!これは10円!これはおみやげ!」
その横では、Rさんが
「これは何円だろう?」
ひとつひとつ、ゆっくりながらも生活の体験と照らし合わせ
「100円ショップで売ってたから、50円じゃ高いと思う。10円だったら自分は買う。」
と10円の値段をつけていました。
Aさんはいろんなスタッフやこども達に
「これ何円だと思う?」
と、相手の意見を聞きながら
「じゃあ、100円!」
と話し合いの中で値段を付けていました。
ライズ学園にあった文房具類は
整理と値段決めが終わりました。
みんなで準備をしたので11月27日(日)のリサイクルマーケットが
待ち遠しい気持ちになってきました。
11月27日(日)つくば市中央公園 水の広場で10:00~14:00、リサイクルマーケットに参加します。
興味のある皆様方は、お誘い合わせのうえ、是非お越しください。
皆様のご来場を心よりお待ち申しあげております。
「秋のバーベキュー大会」~ライズ学園~
11月5日(土)
つくば市豊里ゆかりの森で秋のバーベキューをしました。
今回のバーベキューも、保護者の方々に参加していただき
子ども達と保護者の方々、スタッフを含め約30名程の人数になりました。
朝の9時30分に豊里の森バーベキュー会場に集合しました。
子ども達は、こだわりの格好で登場です。
ガールスカウトに参加しているKさんは、ガールスカウトの服を着てきました。
煙で目がしみないように、マイゴーグルも持参です。
バーベキューの後のフリータイムを考えて、ジャージ姿で頭にタオルを巻いてきた子どもも。
みんな揃ったところで、朝の挨拶です。
「今日は、自分で考えて、いろいろな事にチャレンジしてください。」
朝の挨拶が終わると、いよいよバーベキューのスタートです。
といっても、おいしいバーベキューを食べるにまでには、多くの作業があります。
火をつける人・火の様子を見る人・食材を切る人・調理する人・洗い物をする人・味をつける人など様々です。
どの作業スペースに行っても必ずライズスタッフが2~3人いるので、万全の体制です。
子どもたちは、まず興味のある作業スペースへ移動して作業開始。
食材を切るスペースでは、
メニューが「タコのバーベキュー」「グリルポーク」「鯛の塩釜焼き」「棒パン」「豚汁」「焼きそば」とあるので
切る作業でも一苦労です。
ゆでたタコを丸ごと一匹を見て
「うわぁタコだ!初めて触った!」とSさん
「一匹?これどう切るの?」とSGさん
足を一本づづ切り落とし、一口大に切り分け、バーベキュー用の金串に突き刺したところで、タコの串の準備は完了。
近くでは、豚汁や焼きそばの野菜を切っていました。
ねぎを切る手つきを見て
「危ないよ!」
とスタッフや保護者の方々の助言を受け、
野菜をおさえる手は、じゃんけんの「パー」ではなく「グー」の状態で切るように学んだ子ども達。
ちょっと危なっかしいけど、包丁は上手く使えるようになってきました。
材料を切っていると
ボウルに小麦粉と水、食塩などを入れて、こね始める子ども達が。
なれた様子で、小麦粉を球状にまとめていきます。
「まかせて!」と勢いよく小麦粉を、台に打ちつけるKNさん。
ドン!ドン!ドン!
「こうやると、美味しくなるんだよ。」
と得意げです。
また、別のテーブルでは、鯛の下ごしらえをしています。
「魚のおなかを切るの?」
と心配そうなMさん
「ちゃんと作ってあげなきゃかわいそう。」
というRさんも。
みんなおっかなびっくりしながらも
保護者の方にも手伝って頂き
鯛のウロコをとり、内臓を取りだすことに成功しました。
Mさん、Rさん上手に下ごしらえができていましたよ。
保護者の皆様には、ご自分のお子さんだけでなく
ライズの子ども達に、包丁の使い方や魚のさばき方などを教えて頂き感謝しています。
下ごしらえした鯛を昆布で巻いて、その上から、片栗粉を混ぜた塩で形を整えます。
鯛のしっぽの形まで、丁寧に作ったRさん。とてもキレイにできました。
火をつけるカマドのあるスペースでは、子どもと保護者の方々が大活躍。
新聞紙と木の端、薪しかない状態であっという間に火をつけていきます。
「大きい木じゃなくて、小さい木からいれるんだよ」
保護者の方々の助言を聞いて、あっという間に火をつけていました。
火の様子を見る作業も大変です。
KTさん「うわぁ~けむい。」
と煙から逃げて移動したのはいいものの、また煙がきて
Yさん「けむ~いぃ。」
その様子を見ていた保護者の方から
「風下じゃなくて、風上に行くだよ。」
とお話をしてもらい、煙の追跡から解放されたKTさんとYさん。
料理ができる間、かまどを囲んでする話も、なにか楽しい雰囲気です。
子ども、保護者、スタッフでお話をしながら
できあがったバーベキュー料理を食べ
感想を話し合いました。
「味付けグッド!」
味付けを戸惑いながらも担当したSさんの笑顔がとても印象的でした。
子ども達は、バーべキューを通して
火の付け方、煙の流れ方、包丁の使い方、魚のさばき方など、多くのことを学びました。
また、保護者の皆様方と触れ合うことで
大人の方々との接し方や、生活の中での技術や知恵をたくさん学ぶことができました。
保護者の皆様、お忙しい中、バーベキューに参加いただきありがとうございました。
おかげ様で、バーベキュー大会を大成功させることができました。
バーベキューも体験して、これから、ますます、楽しくなるライズ学園です。
スポーツ教室「タッチフットボール」~ライズ学園~
10月18日(火)
つくば市の東光台体育館で「タッチフットボール」をしました。講師はアクティブつくばさんです。
講師の方の「今日はタッチフットボールをします。」の声に子ども達は興味いっぱいです。
「サッカー?」「ラグビー?」「ドッジボール?」
スタッフも初めて聞く「タッチフットボール」
タッチフットボールとは、アメリカンフットボールを
誰にでも、手軽に、安全に楽しめるようにつくられた新しいスポーツということです。
ボールをもっている人を倒すかわりに両手で「タッチ」することで「タックル」とみなすことから
タッチフットボールと呼ばれているそうです。
ひとりひとり、腰にフラッグを2つけて、赤と青チームでフラッグを取り合う「しっぽとりゲーム」からスタートです。
子ども達、スタッフ、講師の方々みんな入り乱れての鬼ごっこの開始です。
フラッグを3個とり、満足顔のKさんやフラッグを2個とられてしまい、くやしがるYさん。
Rさんは笑顔で逃げ回っていました。
その後、ジュニアサイズのアメリカンフットボール用のボールを真っ直ぐ投げる練習をしました。
始めは上投げと下投げで投げ方のコツが違い苦戦していましたが
練習をすることで真っ直ぐと相手の胸に投げられるようになりました。
Sさんは体育館の端から端まで届くパスをして、講師の方に褒められ、照れていました。
最後に、「しっぽ取りゲーム2回戦」をしてタイムアップ。
スポーツの時間が終わる頃には、子ども達の額に大粒の汗が光っていました。
「タッチフットボール」知れば知るほど、好きになりそうです。
フリータイム「秋の落ち葉掃き」~ライズ学園~
10月26日(水)
フリータイムを利用して
いつもお世話になっている谷田部商店街の千歳通り近くにある「八坂神社」へ落ち葉掃きにいきました。
落ち葉掃きのために箒とチリトリ、袋をもって八坂神社まで移動するのも
秋晴れの空と風の下で、とても気持ちがよいものでした。
神社に到着すると、おしゃべりをしながら思いも思いの場所で、枯れ葉を集めます。
神社境台の裏で、もくもくと掃除をしていたSさんが
「なんかいた!」
声に呼ばれて、KさんとYさんと一緒に見に行くと
どうやら枯れ木を掃除していた時、偶然、シロアリを発見したみたいです。
Sさん「シロアリって本当に白いんだね。」
Kさん「他の木は大丈夫かな?」
スタッフ「木を叩いて音を聞けば分かるかもしれないよ。」
Yさん「どんな音がすれば、木が食べられてないのかわかるの?」
落ち葉掃きをしながら、音の高さで木の密度を測る学びのスタートです。
目に見える所の落ち葉掃きが終わると、神社の参詣道へ落ち葉掃きに移動。
Yさん「みんなこっちにいっぱいあるよ!」の掛け声で、AさんやRさんが手伝いに駆けつけます。
神社境内と参詣道を落ち葉掃きして、集めたのは大きな袋8個分!
いっこいっこ詰めて入れてあるので、実際は16個ぐらいに量になったのではないでしょうか。
掃除道具と集めた落ち葉がいっぱい入った袋を持って、ライズ学園へ帰る途中。
「いっぱいもてるよ。」と得意げに4つも持っていたKさん。
でも、詰め込まれた落ち葉はそう軽くはありません。
重そうに持っていたら、「手伝うよ。」と袋を協力して運ぶ子ども達。
自然に助け合える子ども達の姿を見て、とてもうれしくなりました。
みんなで集めた落ち葉をつかって、おいしい「焼き芋」をつくろう!
カルチャー教室「そば打ち体験」
今回のカルチャー教室は、いつもお世話になっている谷田部商店街・内藤寿司さんの協力を得て、「そば打ち体験」を行いました。
いつもグラウンドに行く時等にお店の前を通りかかるのですが、中に入るのは初めての子も沢山・・・
教室から徒歩で移動し、到着。お店入口上部には「ライズ学園様そば打ち体験」ときれいに書かれたウエルカムシートが。
「こんにちは~」「おじゃましまーす」と皆口ぐちに挨拶をしながら入っていくと、店主の内藤さんが迎えて下さいました。「こっちへ」と案内されたのは奥の広いお座敷。
シートが敷かれたスペースに、そば打ち用の台やのし棒、そば切り包丁等が並ぶ様子はまるでそば打ち小屋のよう。奥に通された子ども達も「わぁ」と歓声を上げながらエプロンや三角巾を付け、調理の準備をします。
子ども達の準備中に、内藤さんが粉の計量をしてくれます。
今回挑戦するのは二八そば。そば粉が8割、小麦粉(中力粉)が2割の贅沢なもの。
おまけにそば粉は常陸秋そばの産地として有名な金砂郷産のもので、前回のそば打ち体験でもご協力下さった小川さんhttp://www.soba-ogawa.com/index.htmが手配して下さったとの事。小麦粉も勿論国産。なんともリッチなそば打ち体験です。
粉が軽量できたら、いよいよ子どもの出番です。計量済みの粉をまずふるいにかけます。2kgのそば粉を準備して下さったので、二八にするには中力粉が500g。合わせて2、5kgの粉を数回に分けてふるいます。
粉がボウルの外に出そうになったり、ふるいカスが粉に混じったりしながらも奮闘し、荒い粉やそばがらが除去できたところで、次は水回しです。
ふるい終わった粉を捏ね鉢に移し、手袋を装着したら、まず粉だけをよく混ぜます。
次に水をいれて捏ねます。まるで職人さんの様ですね。
生地が纏まったら丸めてのばします。最初は難しいので内藤さんがのばしてくれます。
のし棒を上手に使って手前から少しづつ延ばし、これくらいになったら子ども達の出番再び。
だんだん生地が薄くなり、広がっていきます。生地が丸く広がったら、のし棒に巻きとります。そして「つの出し」という、丸い生地を四角く延ばす作業があるのですが、これは難しいので内藤さんにお願します。
四角くなった生地を折り畳んで、今度はそば切り包丁で切ります。
内藤さんにお手本を見せてもらってからそば切りに挑戦。
包丁使いがなかなか。
包丁を当てる角度も大切です。均等な幅に切るには、板のずらし具合、包丁を当てる角度、力の方向、強さ、全てを上手く調整する必要があります。
一通り子ども達が体験した後、再度内藤さんの技を拝見。鮮やかな手さばきはさすがでいらっしゃいました。
そば箱に次々と盛られてゆく生そば。そして切り終わったそばを内藤さんが茹でてくれます。
内藤さんがそばをゆでて下さっている間に子ども達が配膳をします。
そば猪口にそばつゆを注ぎ、お箸を並べ、てんぷら、そば、薬味を配置し・・・
ここでも考えることがたくさん。
例えば、そば猪口にはそばを入れて食べるのですから、注ぐ量はつゆがあふれないように容器の半分くらいまでにしなければいけない、とか、お箸を置く向きはどうすればよいのか、また、どの場所に薬味やそばを配置するのか・・・等等。
一見、ありふれた光景ですが、子ども達はこういった場面でも試行錯誤しています。「その箸の向きじゃ、左利きの人が使うには不便じゃない」「そば猪口はこっちに置いた方がいいんじゃないかな」
待っている間にも子ども達は作業を通して沢山の事を学んでいるようです。
そして・・・・・・ついに出来ました!!!
ライズ学園特製?二八そば!!!
それに加えて何と!野菜のてんぷらまで出して下さいました。
なんとおいしそうなのでしょう!!!
皆もう食べたくてわくわくしているようです。
・・・・「いただきます!」
皆で打って、皆でいただく、うちたて、ゆでたてのそばは格別のお味です。
利尻昆布とかつお節をたっぷり使い水出しした、と仰る贅沢なそばつゆも大変美味で、中にはそばつゆを飲んでからおかわりをする人も。
たくさん盛られたそばもあっというまになくなる程の勢いで、皆満足気に食していました。
美味しいおそばとおしゃべりで大いに盛り上がり宴たけなわ、というところで、谷田部商店街のボランティア会の方もわざわざご挨拶にいらしてくださいました。
こうして地域の方々に支えられてライズ学園の活動が広がっています。いつもありがとうございます。
おおかたおそばも無くなり、一息ついた所で、皆で歌を歌って内藤さんにお礼をすることになりました。
そして選んだ曲は「ドラえもん」、2曲目は「雫」。
普段のライズの活動では大きな声で歌う機会はあまりありませんが、みんなとても楽しそうに大合唱していました。皆でそばをうって、食し、歌う、という貴重な体験ができました。
「こんどは寿司体験なんかもいいな」と仰る内藤さん、そして、ご協力下さった皆さん、どうもありがとうございました。今後もよろしくお願いいたします。
カルチャー教室とは別枠ですが、午後はいつものお礼も兼ねて、谷田部商店街の落ち葉掃きをしました。皆も一生懸命、落ち葉を集めます。なんとも充実したライズの一日となりました。
カルチャー教室「調理教室」
10月3日(月) 簡単おやつ作り
今回のカルチャー教室は食育アドバイザーの石川真由美先生をお招きしての「「簡単おやつ作り」です。
皆で教室から公民館調理室に移動し、エプロンやマスクをつけて準備。準備ができたところで先生の説明です。
今回は簡単に作れて栄養価も高いおやつ系のゴボウ入りバナナチョコケーキケーキと、朝食やブランチの代わりにもなりそうなレンコン入りおかずケーキの2種を作ります。
作り方は・・・
其々の材料をみじん切り、バナナはつぶし、ホットケーキミックスをといた生地に混ぜ、形に流し込み、オーブンで焼く、というもの。
ふむふむ・・・・・
手順が分かった所で調理開始
男子はゴボウ入りバナナチョコケーキケーキに取り組みます。
ゴボウをみじん切りにする人、バナナをペーストにする人、生地を混ぜる人、と、分業で進めます。
女子はレンコン入りおかずケーキ担当です。
レンコン、魚肉ソーセージをみじん切りにします。器用な手つきで食材をみじんにしていきます。
みじん切りにした食材を生地に混ぜ込んで・・・・・
生地が出来上がりました。
型に流し込んだらオーブンに入れて焼きます。
焼きあがる迄すこし時間があるので、石川先生がなにやらお始めになりました。
お持ちになった小麦粉に水を入れ、捏ねていらっしゃいます。
ひとまとまりになったかたまりをさして、「これを水にいれたらどうなると思いますか」と仰います。
皆口々に「とける」「べたべたになる」等と返します。
そこで実際に水の中にいれて生地をもむようにして見せてくれました。
・・・・・そうすると小さくはなっていますが、かたまりが現れました。
「これは小麦粉の中のたんぱく質・グルテンです」とのこと。
「それどうするんですか」「食べてもいいですよ」
「食べるって・・・」・・・そのかたまりを何に使うか、しばしシンキングタイムです。
様々な意見がでましたが、最終的に「お麩」というところに落ち着きました。
実際には食べませんでしたが、普通の食べ物の意外な正体がわかった実験でした。
その後、いろいろな食材の産地や原材料を当てる食に関するクイズがありました。皆なかなかの健闘ぶりでした。
さて一方、オーブンの中身を見るといい具合に生地が膨らんできていますが、中まで焼けているかどうか分からないので、竹串を刺して、生地がついてこないかどうか見ながら焼きあがりを待っているうちに、きれいに焼き上がりました。
型から取り出し、少しさましてから切り分けて・・・・
はい、出来上がり!!!
意外な取り合わせですがとっても美味しくて驚きです。
石川先生ありがとうございました。
簡単でおいしいケーキ2種、お家でも挑戦してみてね。